濃厚接触者 陰性 症状全くなし の子供の隔離期間を思う

区は、新学期からも通常登校を選択してくれました。
基本的にこの1年半区の子供に関する方針で支持できることはなかったけど、
夏休み延長や分散登校を選択をする、日本の子供のCOVID-19のリスクに関する1年半ほどの知見をガン無視した非科学的な対応をする他の区も多い中、
区の子供たちの成長に関わるメリット・デメリットを比較、検証した上で、
登校しない、出来ないと判断したご家庭の救済策も残した上で、
登校を選択し学びたい子供たちの権利を守ってくれた、と理解しました。

この区の選択を、心から、支持します。

しかし、ポツポツ学校児童の感染者情報は出ます。蔓延していますからね。
詳細は不明ですが、アドバイザリーボードが夏休み前の子供の感染経路を解析していた通り、家庭内の大人の家族から伝染ったであろうと思われるケースが大半です。そもそも、夏休みにはオリンピックを無観客にして人流を止めて、家庭内感染が更に爆発したことは東京都のデータを見ても明らかでした。

さて、うちは一般的な核家族の共働きの子育て家庭です。

もちろん、低学年なので学童に通います。そこで、さっそく濃厚接触者に特定されてしまいました。
症状の出た子は、家族からの感染だったようです。特にその子にも親御さんにも恨みも怒りもありません。かかってしまったものはしょうがない。子供は基本的に症状は軽いはずですが、親御さんが症状が重かった場合、療養しながら生活出来るのでしょうか。ご家族共に早く回復されることを望みます。

さて、子供ですが、全く症状もなく、結果も陰性でした。さすが、子供から子供のクラスターは大規模にならないというデータの通り。基本的に今まで子供の学童で濃厚接触者に特定された子は、陰性のようです。
そもそも、マスクを取って間食をしていたとしても、1m以上の距離を開け、黙食させられている前提があり、おそらく運用としても守られているのに保健所はなぜうちの子供や、その他の子たち(今回何人かが特定されました)を特定する運びになったのか。問い合わせるつもりですが、疑問です。なんのために子供たちは1年半もの間不自由を強いられているのでしょう。

さて、本題です。
今回濃厚接触者の親になって改めてこの騒ぎで犠牲になっている子供たちの姿を実感しました。

濃厚接触者 陰性 症状全くなし の子供たちは、感染者の子と同じように最大14日間自宅待機を命じられます。この期間に発症の可能性があるのが理由だそうです。

デルタ変異に置き換わって、発症期間が短くなったというデータは、いつ政策に反映されるのでしょうか。そもそも、リスクの低い子供たちに、ハイリスクの高齢者がワクチン接種で亡くならなくなっている今、周りの人のために発症するかは分からないけど念の為隔離されとけ、という大人が日本の政策を決めているのであれば、気が狂っているのではないでしょうか。

子供の2週間は長いです。健康な子が感染リスクの最も低い野外で遊ぶこともいけない?むしろ、小さい子が体を動かせず、閉じ込められて健康で居続けられると思いますか。
クラスで他の意見を聞きつつ学習している環境と、ひとりでビデオを見たり、ドリルをやる時間で同じ質量の学びが得られますか。
保健所主体の疫学調査はまだ意味がありますか。すでに日本どころか世界中で蔓延していて、誰しもウイルスに暴露されている可能性があるのに?

これは日本社会が集団で子供を蔑ろにしている虐待と、何が違うんでしょうか。即刻、辞めるべき対応です。少なくとも、子供から大人のクラスターがほとんど確認されない上、症状のない子供の疫学調査を続けるメリットが'子供に'ありません。重症化が怖いまたはハイリスクの大人の希望者はすでにワクチンを打っています。

現状、子供たちに取って桁違いにリスクの高いインフルエンザにかかって高熱が出た時、近所の病院に行けず対処薬も処方してもらえず悪化する危険の方が怖いです。
なんのためのお医者様でしょう。1年半立って、医療システムどころかこの対応すらも改善されず、また次の冬を迎えて医療逼迫を叫ぶなら、怠慢以外の何者でもないです。
社会保険料を収めて日本社会の医療を支える現役世代、子育て世代を馬鹿にしていますか。


子供たちには、こんな大人たちを見ても、自分たちを守れではなく、自分の人生を生きろ、と下の世代に伝える立派な大人になってほしいです。

なってくれるでしょうか。

どうか、子供の希望が潰えないように、声を上げます。

皆さんも、どうか、一緒に声を上げてください。


#緊急事態宣言延長反対

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