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女という生きもの

初めましての方も、こんばんは。
ご覧いただきありがとうございます。



初めに

私はエッセイを読むのが好きです。
素敵な物語を書いた著者さんのエッセイを読むと、
その著者さんのことをより知ることができて、
その物語をさらに好きになるからです。

エッセイといって思い付くのが
"益田ミリさん”

とはいえ、母が購読していた雑誌か何かに
載っていた4コマ漫画を拝見したことがあるくらいで、本自体は読んだことがありませんでした。

最近はよくエッセイを読むので、
これを機に読んでみることに。

とはいえ、図書館で借りたものですが…。

さっそく、図書館の蔵書検索で
気になるタイトルを借りました。

今回の記事のタイトルは
益田ミリさんのエッセイから。

「女という生きもの」

1.男子といることが気楽。

こちらの
自己紹介(3.友だちに違和感を感じ始めた10代)
でも少し触れましたが、
私は保育園〜中学生くらいまで男子と遊ぶことが
多かったと思います。↓

私は男きょうだいがいるので、
その影響もあるのか、
仮面ライダーごっこ("仮面ライダー響鬼"が印象に残っています)であったり、
ジャンプのアニメ(家庭教師ヒットマンREBORN!、銀魂、ONE PIECEなど)の話などで盛り上がることが多かったです。

もちろん、
プリキュアごっこ(ふたりはプリキュア世代です)もしましたし、
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」、
「ミルモでポン!」、「しゅごキャラ」、
「極上!!めちゃモテ委員長」など、
いわゆる女の子向けのアニメも見ていました。
(見ていた方は同世代です。)

また、男子のグループにいたというわけでは無く、女子の友だちはしっかりいましたし、
休み時間や放課後などは女子の友だちと
遊んではいました。

けれど、
男子と遊ぶ方が気楽だったということです。

2.女性の特権

エッセイの中でも少し触れられていますが、
"女性の特権"
みたいなものってあるじゃないですか。

そうで無い場合もあると思いますが、
"若くて綺麗な女性"は特に。

話は変わって、

親しい友達と恋バナになった時、
私自身の話もするのですが、
周りから揃って、
「自己肯定感が低いよ!」
って言われます。

昔から自分の容姿にコンプレックスがあって、
中学、高校くらいの時はみんなで写真を撮るということも嫌でしたし、プリクラなんてもってのほかという感じでした。
(人生で3回くらいしか撮ったことが無いです。)

また、私は可愛くてチヤホヤされると言うよりも、
面白おかしくみんなを笑わせるようなタイプだったということもあり、
(歳の離れた、いわゆる、おじさんから
チヤホヤされることはありましたが…)
"女性らしい"みたいなものが
なんとなく嫌というか、
"女の子らしい"みたいなことが
とにかくできませんでした。

成長してくるにつれ、
女性は上の下着が必要になってくると思いますが、それを"初めて着けるとき"ということについても
エッセイで触れられています。

これを読んで、
私も初めて着ける時は
すごく抵抗があったことを思い出しましたし、
可愛らしいデザインなんて絶対に嫌だったので、
とても共感できました。
(今は全然抵抗は無いです。)
 

また、話は変わりますが、

女子ってとにかく何かあると泣くっていう
イメージなんですよ。(偏見すみません。)

私は
そんな、か弱い女だと思われるのは嫌ですし、
「女ってすぐ泣くよね。」
と思われるのも嫌なので、
人前では泣かない。と強く思っています。

なので、
卒業式や送別会など、大抵の人が泣く場面で
泣いたことはありませんし、
先輩とか上司に怒られて泣くとかも
記憶を辿る限り、ありません。

また、看護師という仕事をしていたことから、
"人の死"というものが身近にありました。

不謹慎かもしれませんが、
病院ではそれが日常だったので、
ある意味慣れすぎてしまって、
誰かが亡くなったから泣いたということも
今のところは無いです。
(今のところ、すごく身近な家族などの死を
 経験したことも無いです。)

人前で泣かない代わりに、ドラマとか映画を見て、思いっきり泣きますが。

ということで、
色々書きましたが、私自身は
"女性の特権"という
メリットをほとんど感じたことは無く、
"女性だから"というレッテルのような
デメリットの方が多く感じてきたかなと思います。

3.母親になるということ。

男女平等のご時世とはいえ、
女性特有のもので絶対に揺るがないものでいうと、
"子どもを産む"
ということだと思います。

それに、結婚は何歳でもできると思いますが、
やっぱり、妊娠して、産んで、育てていく
ということを考えると、
タイムリミットはあると思います。

益田ミリさんのエッセイ「女性という生きもの」
の話に戻りますが、
あとがきにて、こんなことが書かれています。

母になる人生と、ならない人生。

母にならぬということは、子育てを通じての、自分の新たな一面は見られないということでもある。

たった一回しか生きられない、〈わたし〉の人生。
ホントにいいの?
思い惑って当然なので、
まじめに思い惑ったものだった。

益田ミリさん著 「女という生きもの」 あとがきより


私はドラマを観ることが好きなので、
毎クール5-6個程度はドラマを観ています。

今現在、放送中の2024年夏ドラマ 
月9 「海のはじまり」も、
もちろん観ています。

タイムリーすぎますが、このドラマも
"家族とか親になることについて"描かれています。

私は、女性なので、弥生さん目線で
色々と考えてしまうことがあり、
どうしても苦しくなります。

他人に優しくなり過ぎず、
物分かりのいい人間を演じず、
ちょっとずるをしてでも、自分で決めてください。

どちらを選択しても、
それはあなたの幸せのためです。

2024年夏ドラマ 「海のはじまり」セリフより


"産むか、産まないか"

また、
"母親になるか、ならないか"

といった場面で印象的に出てくるセリフです。


私が
"母になる人生と、ならない人生"

自分の子を身籠るとなったときの
タイムリミットは、あと15年くらいかなと
思っています。

決して短くは無い期間。

大事に考えたいと思います。

本日もお付き合いいただき
ありがとうございました。


益田ミリさん著 「女という生きもの」

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