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2人旅をして思ったこと。

こんばんは。
本日もご覧いただきありがとうございます。


前回の投稿に関するお話。

今回は、友人との2人旅でした。
最高の旅だったことは、
前回の投稿でも綴っています。↓



私が好きな作家さんの中で、 
原田マハさんという方がいらっしゃいます。

マハさんが書かれた小説の中で、
「ハグとナガラ」
という作品があります。

これは
マハさん自身と友人さんがモデルになっており、「女ふたり旅」を題材に
2人の友情が描かれています。

「旅に出よう。」
と気軽に誘い合える友人の存在が素晴らしくて、
グッくるシーンが多いです。

今回の旅でも、
ふと「ハグとナガラ」のことを思い出して、
感慨深いものがありました。

うつのことなんて、
旅の最中は全く思い出さないくらいに
楽しい時間でした。


それと同時に、
2日間一緒に過ごすからこそ
ちょっとご飯に行くくらいでは気にならないことも気になってしまいました。

その友人とは何度も遊んでいますし、
2人で旅行をしたこともあるので
今回初めて感じたことでは無く、
慣れてしまったところもあります。

けれど、
今回改めて、気になる点が顕著になったので、
ここに書いておこうと思います。


二つ挙げますが、
まず一つ目は、時間にルーズなこと。

心配性ということもありますが、
私は早め早めの行動を心がけて、
待ち合わせ時間の20分前とかに
到着してしまうことはざらにありますし、
決められた時間は、
仕事とか重要な用事で無いとしても
しっかりと守りたいタイプです。

もちろん、
寝坊や遅刻を一回もしたことが無いというわけではありませんので、過去のそのような失態を踏まえて
次からは気をつけるようにします。

今回、友人に対して気になったことは、
宿泊先で決められている時間を守らないこと。

まず、朝食の時間が8時と決められていたので
逆算して起床時刻を決めました。
定刻通りに2人とも起床したのですが、
友人はとにかくマイペース。

私は8時に朝食会場に着けるように、
30分前には支度を終えていましたが、
友人は10分前になっても
まだメイクをしていました。

私が声をかけてから、
ようやく焦るというような感じ。

私だったら自身で時間を気にかけて行動しますが、友人にそういう感覚は無いようでした。

また、チェックアウトが10時だったのですが、
朝食を9時頃に食べ終え、
その後、お互いに最終準備を進めていました。

私は9時半には荷物をまとめ終え、
ゆっくり食後のコーヒーを飲んでいましたが、
その友人は案の定、10時になっても
バタバタと荷物をまとめていました。

大幅に遅くなったわけではありませんし、
宿泊先のそういった時間は、
守らなくても大したことは無いと思う方も
いらっしゃると思います。

実際に
宿泊先のチェックインやアウト、食事の予定時間
なんかは遅れて来る人も大勢いると思うので、
そこまで神経質になるような話では
ないかもしれません。

それでも、
宿泊先のスタッフさんのことを考えると、
私はしっかりと決められた時間で行動したいし、
余裕を持って支度を終えたいと思っているので
価値観の違いなのかなと感じました。


二つ目に、とにかく計画性が無いこと。

時間を守らないことと似ているかもしれませんが、
友人が行きたいと提案してきた場所に
行こうとすると、とても時間がかかります。

私だったら行きたい場所があるなら、
自分で交通手段や目的地までの道のりを
事前にでも、道中にでも調べて計画を立ててから
一緒に着いてきてもらうようにしますが、
友人は行き当たりばったりなので、
どうやって目的地まで行くのかを
その場で調べるハメになり
どうしても時間がかかってしまいます。

今回の旅は、大まかに行きたい観光地などは
ピックアップしていましたし、
お互いに行きたいご飯屋さんやお土産屋さん
なんかを共有していました。

私が行きたいと提案した場所は、
観光地からのアクセスや交通手段などを踏まえて、事前に調べておきましたが、
友人は特に調べてこずに、
行きたい場所を提案するだけして、その場で
どうやって行くんだろうと考えるというスタイル。

また、
スマホの地図を見ながら
友人が案内してくれる場面もありましたが、
とにかく地図を見るのが苦手。

私は、その子が連れていってくれるものだと思い、案内を任せることもありましたが、
「あれ、逆かな?」「こっちじゃないな。」
ということが多く、
少しイラッとしてしまい、
「私が調べるから住所教えて。」
と、自分でやった方が早いという
私の悪い癖が発動してしまいました。

もちろん、
私だって事前にスケジュールを完璧に決めて、
少しでも計画していた時間が狂ったら許せない
というタイプなわけではありません。

また、
今回の旅も比較的のんびり旅で、そこまで時間を
気にしなくても特に問題は無かったので、
もっと大らかに捉えても良かったなとも思います。


マイペースであったり、
地図を読んだりするのが苦手といったことは
仕方の無いことでもありますし、
天然というか、のんびりした雰囲気が
その子の良いところでもあります。

多少なりとも想うことはありますが
とても嫌な思いをしたわけではありませんし、
もちろん、その友人のことが嫌いになった
ということでもありません。


それでも、長い時間一緒に過ごすと、
少しの嫌なことが目に付くようになって、
イラついたりしてしまうこともあると思うので
改めて、誰かと一緒に住んだり、
他人と過ごすということに、
私はつくづく向いていないなと
思ったお話しでした。

原田マハさん著 「ハグとナガラ」

https://a.r10.to/hND2rr


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