点と点を線にするための学習法
さて、今日は点と点を線にするにはどのように勉強していけばいいのか?を書いていきます。よく、点と点を線にすることが大事でその瞬間がくるまでひたすら知識をストックすればいいみたいなことが言われますが、果たしてそれは正しいのでしょうか。
まぁ、一理あるとは思いますが、この理論が正しいのであれば、受験勉強をそこそこ真面目にしてきた人であれば、ある程度の量の知識がストックされているはずですから、点と点が線になりまくっているはずです。しかし、大体の人は線になっているようには見えないし、僕自身も受験勉強をそこそこ真面目にしてきましたが、全く線になっている感覚はないし、むしろ、受験勉強が終わった途端に全ての点は消えてしまいました。
似たような状態になっている人は割と多いんじゃないでしょうか。そう、何かのために嫌々勉強していることは大体、時間経過と共に消えるので、こういう義務感を感じながらする勉強をいくら積み上げたとしても点と点が線にはなりにくいです。(あ、この記事での意味する点と点が線になるというのは知識と知識がシナジーを起こして新しいアイディアを生むという意味です。人生における点の話をしているわけではありません。)
つまり、点と点を線にするためには僕らは興味のあることから攻めていかなければなりません。例えば、僕の場合は大学受験までは嫌々勉強をやっていて、「さっさと受験終わらせて遊びてぇな」とずっと思いながら勉強していたほど大の勉強嫌いでした。小学校でも勉強なんてした記憶はないし、中学校も遊び中心でテスト前や受験前だけ仕方なく勉強してました。
しかし、大学生で1年くらいひたすら遊びまくって0単位で2回生に差し掛かろうとしたある日、唐突に「将来、どうしよっか」と漠然とこの先の人生について考え始めた時です。YouTubeで自分でできるビジネスはないか?とバイトを探す感覚で検索していたところ、たまたま「大学生でも月収200万円楽勝!!」みたいな動画と出会いました。
今見るとめちゃめちゃ胡散臭い広告ですが、当時の僕は目をキラキラさせてこんな世界あるのか!!と期待に胸を膨らませて、かすかな希望を握りしめて、まだ何もしていないのに人生上がったかのような感覚になったのを今でも覚えています。それが僕のネットビジネスとの出会いです。
まぁ、たまたま出会った動画が割とまともというか、情報発信して価値を提供していこうという真っ当なものだったので、まずは価値提供できる自分になるために勉強をしようということで情報商材やビジネス系の本をたくさん買いました。すると、勉強なんて大嫌いだったのに、気が付いたら3時間も夢中になって勉強してるし、ご飯を食べるのも忘れて、夜中までセミナーを見てたりなんてこともザラにありました。
たまたまネットで見かけた人がどうやらすごい人っぽくて、話が面白くて、コンテンツが僕の知的好奇心をくすぐられるような内容ばかりだったのです。メール1通で1億円売り上げた話、数日で作り上げたサイトから安定して毎月数十万円の利益が生まれている話、何のデザインも施されていない汚いブログだけで年収一億円達成した人の話、1日も働かなくても資産が増え続けている人の話etc...
ビジネスの世界を全く知らなかった僕にとって、それらの世界の話は目から鱗で聞いているだけで時間を忘れてしまうほど楽しかったのです。そして、僕も彼らのように自由に生きたい、頭が良くなりたいと思うようになり、「ビジネスを本気で学びたい」と思うようになりました。
そこからビジネスを学びつつ、実践したりを繰り返していたら、どんどんと興味の幅が広がっていったのです。そうか、コピーライティングというのがあるのか、文章を書いて何かを売っていくためにはコピーライティングという文章術を学ばないといけないのか、ふむふむ。また、コピーライティングの中には心理学や脳科学も内包されてて、これらも学んだ方がいいのか、ふむふむ。といった感じに、ビジネスという一つの切り口からどんどん興味の対象が拡張していき、今では学びたいことが多すぎて、この知的営みは一生終わらないだろうなというレベルまで来ています。
まぁ、それはいいとして、この記事で結局何が言いたいかと言うと、嫌々勉強したものは点にはならないけど、好きで勉強したものに限っては何年経っても点として残り続け、それがいつの日にか線となるから、興味のあるものを優先してとことん勉強していこうということです。
僕も4年前に学んだことを未だに使っていますし、ひょんなことから、そういう過去の知識と最近学習したことが繋がって、アイディアが生まれたりします。こういうふとした時に「ピカん!!」と閃いて、知識と知識が繋がる現象って、好きなことをたくさん勉強して、どれだけ意味ある点を残してきたかに依存するのです。
いろんなことを自由自在に繋げられる人はそれがお金になるかとか意味があるかとか考えずに、とにかく興味のあることを徹底的に学習してきたのでしょう。そういう点の積み重ねがアイディアという名の線の本数に依存するのだと思います。
閃きの回数を増やすにはまずは点という名の土台作り、すなわち、自分が興味を持った対象を意味があるとかないとか気にせずに知ろうとする姿勢が大事です。僕の興味がビジネスから始まって、いろんなジャンルに波及していったように、何らかのきっかけさえあれば、点は倍々ゲームで増えていくので、いつの日かそれらが線になるまで毎日たくさんの点を増やす作業に取り組むことがユニークな人間になるための土台なのかなと思います。
そして、この記事は4年前の出来事と先ほどふと思ったことが繋がって完成した記事です。学習って楽しいですね。
ということで今日は以上です。では。
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