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めんどくさいおばさんになりたくない。

めんどくさいおばさんになりたくない。

と、ふと思った。

めんどくさいおばさんは
「めんどくさ。」と思われるおばさんである。

自分がめんどくさいおばさんになっていることに気が付かないでいると、
ひっそりと人が離れていく。

若い頃はそれが可愛くても
ある年から可愛くなくなる。

可愛くなくなるというより、マイナスになる。

若い頃に寂しがりな女の子は可愛い。
でも寂しがりのおばさんは可愛くない。
自分の感情くらい自分で面倒見ろよ。と思う。

恋愛至上主義も同じ。
いくつになっても恋をしたい。という気持ちは私もわかる。けど、
恋愛をしているかどうかが、そのまま自分の価値みたいになってしまうのは
せいぜい23、4歳くらいまで。

若い頃にこだわりのある女の子はかっこいい。
でもこだわりの強すぎるおばさんはかっこよくない。

歳をとるごとに柔軟で許容範囲が広いのがかっこよいと思う。
おばさんのこだわりは「うざ。」で終わる。

うざいこだわりは、おせっかいが入っている。
あなたもこうすべき、みたいな空気感がめんどくさいので
それがないこだわりはおばさんでもきっとかっこよい。

そして、愚痴と悪口もめんどくさい。

ただ、そういうのが好きな人もいるので
愚痴や悪口が好きな人は、そういうのが好きな人と過ごすのがいい。

愚痴や悪口って、人間関係の中で出てくる。

おばさんになって愚痴や悪口をいうのは、
「私は今まで人間関係の調整の仕方を学んできませんでした。」
ということを発表しているようなものだし、

誰かのせいで気分が悪いというのは、
自分の気分の良し悪しを人に任せている状態なので
どう考えても
かっこ悪い。

思うな、とは言わない。人間だもの。
それを、他人と共有しようと外に出すと途端にめんどくさい。

とにかく、めんどくさいおばさんになりたくない。

だけど
こんなことをずらっと考えている時点で、
もうすでにめんどくさいおばさんである。




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