夏の空
8月半ばの休日
ふと目を覚まして時計を見るとまだ5:30
最近は夜に彼とでんわをしていると
どちらも同じタイミングで寝落ちしていて
朝起きるまででんわが繋がっている
(充電が切れていることも)
そんな今日もふたりして寝落ちしていたので
ふと目が覚めたとき
でんわ越しで声をかけてみると
彼もふと起きたようで。
寝ぼけながら、空を見ると
朝焼けがとてもきれい。
離れているからいっしょにみれないけど
おなじ景色ではないけど
空がきれいだねって言い合う
そんな時間がだいすき。
...
午後は読みたい作家さんの本を求めて図書館へ。
事前にネットでどこの図書館なら借りられるかしっかり予習。
いつも行く、いちばん近くて地域でいちばん大きな図書館ではなく
住宅街の中にある図書館へはじめて行った。
地域によって、図書館によって、
置いている本も特集されている本棚もちがって面白い。
実家は図書館が目の前だったわたしにとって
“この地元の夏の図書館”
この雰囲気がたまらない。
気になる本を次々と手に取って
席でひとつずつ少しだけ読む。
ほんとうは全部借りたいけれど
さすがに読みきれないから選抜を。
(選ぶ本って心の中を覗かれているようでちょっぴり恥ずかしい)
たまらなくたのしい。
...
帰り道、坂道をぐんぐん登っていたから
いつのまにか坂の上にいた。
宇都宮で歩いた道を思い出した。
蝉がみんみん鳴いていて
空気がもわりと暑い。
このまま公園の木影で本を読みたいな、
と足を止めてみたけれど
あまりに暑いから熱中症になりそうだと
冷静になってまた歩き出す。
そんなことを考えながら
空ばかりみながら歩いている自分に
ほんとうに夏がすきなんだなあ、と思う
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