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1月10日(火)ティパサの考古遺跡

ティパサは、アルジェリアの首都アルジェから西に約70kmに位置する、フェニキア人によってつくられた街です。
現在のティパサは、1857年に建造されたその近代的な町並みと、古代ローマの遺跡群が共存する都市です。

ティパサはアラビア語で「荒廃した都市」を意味していて、アルジェリア沿岸部にあるティパサ県の県庁所在地でもあります。
現在のティパサは、ティパザ県の県庁所在地として多くの人が住無都市ですが、ティパサの遺跡は、6世紀に放棄されて以降、廃墟のまま今に至ります。

ティパサで世界遺産に登録されているのは、ティパサ西部考古公園・ティパサ東部考古公園、そして死者記念塔の3物件です。

全長およそ2300メートルにもおよぶ城壁に囲まれた遺跡には、広大な範囲にわたってさまざまな建物跡が残されています。

そして、マウレタニア王国の遺跡と、植民者の文化であるフェニキア、ローマ、初期キリスト教、などの遺跡が混在しているのが特徴です。


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