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東京ゲームダンジョン6へ行ってきました

~はじめに~

本記事は東京ゲームダンジョンに初参加した一般人の感想記事になります。
また、本記事は自分の初記事にもなります。文章的に拙い点は何卒ご容赦くださいませ。(問題がありましたら、適宜訂正を行う予定です)
以上の点を強調しつつ、閲覧していただけますと幸いです。

1. 東京ゲームダンジョンとは?

東京ゲームダンジョンとは、インディゲーム開発者である岩崎さん主催による、インディーゲームの展示会となっています。
- 出展者の方々は自作ゲームの魅力を伝える場所として
- 来場者はまだ見ぬゲームの試遊や開発者との交流をする場として
出展者と来場者がそれぞれ楽しむことのできるイベントとなっています
(一部公式文章からから抜粋)

会場入り口 イラストがカワイイ

本イベントへの参加は初めてだったのですが、会場内の雰囲気はこちらの文章でもあった通りでした。出展者と来場者の距離がとても近く、私も開発されている方々に直接感想を話すことのできる機会として、とても楽しいイベントでした。
本イベントを知ったきっかけはSteamのストアページにて掲載されていたバナーからでした。 (イラストがかわいいから入ったのは内緒)  
今回遊ばせていただいた作品について、いくつか感想を含めてお話しさせて頂きたいと思います。

2. 今回遊んだ作品

CONERU DIMENSION GIRL

"二心同体" 2Dアクションデート! 

非常にシンプルかと思いきや、様々なアクションを秘めた2Dアクションゲーム。こちらは現在、Steamでも体験版を配信していましたが、今回のイベントでは3分間のスコアアタックモードを体験できました。
アクションやアニメーションが豊富で、プレイしている最中に堪能できました。左下には、かわいい代表である"こねる"が常にこちらを向いて、様々な表情を見せ、言葉を投げかけてくれます。まさにDIMENSION GIRL。
こねるが様々な技を繰り出す"こねるビーム"も、とても可愛かったです。時々なんだこれ!? となるような技もありつつ、迫力やユーモアに溢れており
アニメを見ている気分でゲームを楽しんでいました。
(こねるの声を担当している小原好美さんのゆるい演技もかわいい)
また、筆者的にはBGMも刺さりました。チップチューン(というのかな)なBGMには、どこか懐かしさを感じつつ、かわいらしさのある作品でした。
余談ですが記憶が正しければ2年前のTGSでも見かけたような…?
Steam含めてやっと遊べた喜びがありました。 
  

P4ST3L

 サブメカノフォビアとリミナルスペースを体験するFPS/TPSホラーゲーム  目覚めた場所は、見知らぬ空間だった…。
そういったスタートから始まる、奇妙な存在が点在する不気味な空間を探索するゲーム作品。
サブメカノフォビアとは"水中にある人工物に対する恐怖"だそうです。
作中でもプールのような場所を水が張っており、エリアを歩きましたが、そこに存在する人工物には不気味な感覚に襲われました。そうした空間を歩くことに対する漂う恐怖心を体験していました。何度か身体が跳ねる驚きをしつつ…。(恥ずかしかったです)
また、FPS/TPSとあるように、Vキーで視点の切り替えができるのが良かったです。FPS視点では酔ってしまう人間にはありがたいです…。
この世界は一体何なのか、作品中に出てきたウィトルウィウス的人体図のようなものは一体…? 明かされるのでしょうか…!

Aeruta アルタ

ダンジョン探索と経営シミュレーションを組み合わせたアクションRPG  
世界を巻き込むパン革命 いま、始まる!  とあるように、パンをモチーフにしたダンジョンの探索と、探索で得た素材からパンを作る経営シミュレーションを楽しめるアクションゲーム。ダンジョンはパンだらけでした。おいしそう。今回試遊させていただいた作品は少し難易度が高いROMだそうで、実際にボスで1コンし、やっとクリアできるレベルでした…。アクション自体はヒット&アウェイが基本となり、緊張感のある戦闘を味わうことが出来ました。そして、経営シミュレーション…今回はなんとワンオペでした。パンの陳列、会計、掃除…忙しい…忙しすぎるぞこのお店…!
現実でワンオペになったときの恐怖と大変さを実感できました。お客様が全員去って行った後の達成感…なんとも楽しい経営でした。(調べてみたら、本ゲームはアーリー版が既に公開済みな模様)

ノウ

 不気味で、ちょっと切ないアドベンチャーゲーム 
パレード調な音楽で始まった試遊版、かわいらしいアニメーションの雰囲気とは裏腹に、発言はそこそこに物騒なものが飛び交っていました。
怪物退治なのでしょうか…なぜこの子たちは怪物の退治に?
なんて思いつつ、流されるままに怪物のお手伝いをすることに。
怪物に一瞬でつぶされたり、切り刻まれたり…など一瞬でやられてしまいましたが、"修復中"の表示と共に元通り。この不気味で愉快な世界は一体…?
そんな心地で進めていた、あっという間の7分間の体験でした。 こういった雰囲気のゲームが好きなので、ぜひすべてを知りたいですね。

RewindGirl

過去の自分と協力するタイムリープアクションパズル 
主人公の"わこ"はひょんなことから時間を巻き戻す力を手に入れたギャルの女子高生。そんな少女を襲うのは地球の滅亡でした。(なんと)
それを止めるために、時間を巻き戻し、過去の自分と協力しながら
タイムパラドックスを起こさないように未来を変えていく!
そんなパズルゲームでした。ノリがギャルっぽく、とても楽しい。
一方パズルゲームはしっかりと頭を使いました。僕は全く得意なほうではないので、ステージ6あたりから混乱していました…タイムパラドックス起こしまくりで…。パズルゲームが好きな人は是非。
とはいえ地球崩壊の理由がそれ…? と思いつつ。バタフライエフェクト
って何がきっかけかわかりませんものね。一体どうなっちゃうのでしょうか…!? 

唯一実機を撮らせていただいていました、SDモーションも可愛らしい


オクリ -OKURI-

 マルチエンドコンカフェ嬢送りADV
就職活動を終えた大学4年生の主人公が、(色々なコンセプトのある)コンカフェ嬢のオクリ(送迎)をしながら、少女たちの身に起こっている事や噂の調査を行う。だけど、仲良くなりすぎないように…。嬢との恋愛は、お店では御法度…。といったゲーム。"シンライ" ”ケンオ” "アイ" の3つのステータスをバランスよく保ちながら、嬢について知ってくゲーム作品。今回の試遊では
"みやきち"との会話をし、どんな子なのかを知りながら楽しみました。
中々な背景を持っていそうで、一体どんな状況にあるのか…実際に販売された際には、是非知っていきたいと思います。
(自分は会話が下手すぎて、"ケンオ"を少し貯めてしまいました。実際に決まづくなって咳払いしちゃいそうな自分)

みやきちのチェキももらえました。かわいい

ということで、遊ばせていただいたゲーム作品の一部でした。
まだまだ結構な数を遊ばせていただいたのですが、今回は一部の紹介になります。ゲーム画面なりを写真に収めれば良かったのですが…遊ぶのに集中しすぎて撮ることを忘れていました…。記事書くことも想定していなかったですし…。とにかく、どの作品も面白かったです。

3. 気になった作品

 こちらには、遊ぶことはできなかったのですが、拝見していて気になった作品を挙げさせていただきます。

東京珈琲パンデチカ

コーヒーとゲームは相性が良い(物理)  
本作品は2024年8月に発売済みのゲーム作品。2020年の東京のカフェで語られるのは、ノスタルジーに満ちたコロナ禍の出来事をゲーム作品として表現したモノでした。ゲームを実際に遊ぶのは、これから製品版を買ってからですが、ゲームを観ているだけでもコーヒーの良い香りがしてきて…

実際にコーヒーミルがありました 

これはびっくり、実際にコーヒーミルもありました。それだけでなく、実際のゲームと連動して挽いていました。

プレイヤーの方を見ていても、実際に挽いている速度とゲーム内の速度の連携は取れており、没入感のますようなものでした。ゲームだけでなく、体験へのこだわりや、愛を感じますね。

・徳ヲ積ム仏陀摩真(ブッダマシン)

徳ガタリナイ….ソコデコレ。ミンナデゴクラクジョウド!! 
会場に響き渡る木魚の音。その音をたどると、そこには仏陀。

ブッダマシン。あまりにも煌びやかすぎる。


これは徳を積める…そんなゲームでした。とにかくインパクトしかない。
こちらの作品、ランキング形式のクリッカーゲーではなく、一人で黙々と
実施するタイプの物でした。曰く、徳は競うモノではなく、コツコツと一人で積み上げるものだそう。まさしく…ありがたいお言葉…。
しかし、人によっては推しがいない場合もありますよね。
なんとこの作品、推しであれば画像を入れるだけで実装できるそうです。
最早仏像だけでないそうです。サンプルには猫もいました(猫と和解せよ)
こちらの作品も、様々な需要を感じました。面白そうです。


・とあるゲーム

不思議な話、体験は1分程度 
確か取材及び写真NGだったので、漠然とした感想を…。
とある不思議な作品がありました。試遊版自体が1, 2分程度だったのですが、短い文章でもイラスト共に世界に引き込まれました。
実際に作品が出た際には15分ほどのものになるそうですが、あの短い情報量の中、実際にはどれほどの物語なのでしょうか…。是非遊んでみたいものです。(展示自体も世界観にあふれていました)

4. おわりに

今回、東京ゲームダンジョンへの参加は初めてでした。
これまでもインディーゲームなどはSteamで遊ばせて頂きつつ、知らない作品との出会いに興奮する日々でした。
しかし、今回のイベントを通じて、実際に開発者の方々が楽しそうに紹介される経験を経て、新しく登場する各作品への期待感が更に高まりました。当たり前かもしれませんが、作者が作品を愛する事で、プレイヤーは一層ゲームを楽しめると思うので。
次回は2025年2月に開催されるそうなので、そちらの開催も楽しみにしたいと思います。行けるといいな。

余談

想像以上にお子様連れの方々も多かったですね。子供の頃からこうしたゲーム作品に触れ、影響を受け、新しい作品を創りあげていく….。将来有望な子たちが増えていきそうです。


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