【自作小説】弐話 夢の中の少女
僕は夢を見ていた。 あの子が出てくる夢。 夢の中で彼女はこう言っていた。 『もうあそこには行ってはいけない…』と僕は何故?と思いつつも彼女を見つめていた。 僕が一步を踏み出そうとすると『来ないで!!!!』と耳を貫くほどの大きな声で叫んだ。 僕は踏み出そうとしていた足を止めた。 あのときはあんなに優しく微笑んでくれたのにと思いながらまた彼女を見つめていた。 そして彼女が何か言おうとした時、僕は夢から覚めた。 あれは何だったんだろうか…。 僕は悩んだ。 (でも考えてもどうにもな