萎縮してしまう人は対策として“声のトーン”を気にしてみよう
職場などで、相手からのひと言に萎縮してしまい、それを引きずって顔を見ることもできない。
“何か言わないと”と思うけれど、言葉に出せなくなる。そんなことが続いて仕事が思うように進まない・・・。なんてことはありませんか?
働いている時間って長いですし、できるだけ苦痛を感じないで過ごしたいですよね!
今回は相手に萎縮してしまうのを直したい!と考える人に向けて対策をご紹介します。
萎縮してしまう人の特徴
人間関係の中で萎縮してしまう人の特徴はつぎのとおりです。
自信がなく落ち込みやすい
不安が強い
否定されるのがこわい
自分の意見を上手く伝えることができていない
相手の顔色を伺ってしまう
優しくて、相手の機嫌を気にしてしまい、相手の不機嫌は自分が解消してあげないといけないと思っている。否定的な言葉を真に受けてしまい落ち込むことを繰り返してしまう。そんな特徴があります。
萎縮してしまう原因ってなんだろう?
萎縮してしまう原因は恐怖心からくるものが多いようです。相手の高圧的な態度や大きな声、そして否定する言葉。そんなものを畳みかけられたら恐怖心を感じる人が多いのではないでしょうか。
萎縮させる相手として職場の上司を想像してしまいますが、同僚など身近な存在に萎縮してしまうことも多いです。平然と“あなたのせいで私は機嫌が悪い”と謎の主張をする人もいます。
また、不安が強く、自信がない場合も萎縮してしまいがちです。
萎縮してしまうのを直したい!
相手の機嫌の悪さをあなたが気にする必要はありません。理不尽な否定の言葉もスルーして真に受けないようにしましょう。ただ、コミュニケーションは必要です。
相手の特徴を知って対策してみる
萎縮させてしまう人の特徴として、高圧的な人が多いように思います。
彼らは自分の意思を通すために人の意見を聞かず、大きな声を出すことも。他にもこんな特徴があります。
主導権を握りたがる
劣等感が強い
イライラしていて怒りっぽい
不機嫌さをぶつけられると、なぜ私がこんな目に…。と不満を感じてしまうでしょう。しかし、正面から向き合おうとしても悪循環に陥るだけの場合もあります。
そんなときは、可能であれば距離を置き、職場の異動を相談してみるのもいいでしょう。できるだけぶつからず、かわしていくことをおすすめします。
ただし、完全に避けるのは難しい。
普段の挨拶や何気ない会話は切り替えてやっていきたいですね。
まずは声のトーンに気をつけてみよう
萎縮してしまう人は攻撃されやすいと感じる人も多いのではないでしょうか?そんな人におすすめの対策をご紹介します。
相手の言葉や態度に萎縮してしまい、声が小さくなったり、トーンが低くなったりしたことはありませんか?実はこれが悪循環に陥る原因のひとつになるようです。
ちょっと気持ちが落ち込んで、萎縮してしまっているなと感じたら声のトーンを少しだけ上げて会話してみましょう。
メンタリストDaiGoさんの動画に「声のトーンはパワーバランスによって変わる」というものがあります。
相手を下に見ると声のトーンが低くなり、相手を上に見ると高くなる傾向があるそうです。
誰からかかってきたかわからない電話や上司に対してのみ、声のトーンが極端に上がる人がいますよね。
ちょっと怖いな…。なんて見ていて思うわけですが、それは本能的なもので、【私は敵じゃないですよ】とアピールするものなのだそう。
気がついてないだけで誰にでもありそうですね。
ということは、声のトーンが普段より下がってしまう場合も相手に与える印象が大きく変わってしまうということでは…?!
ただ、気持ちが落ち込んで声が小さく低くなっているだけなのに“なんか感じ悪いヤツ”と思われていたのかも!?
笑顔にも【私は敵じゃないですよ】というアピール効果がありますが、
常に明るく笑うって難しいですよね。
声のトーンが低くならないように気をつけるだけなら、なんだかできそうな気がします。
職場での不安を減らし自信をつける
収入がひとつの職場からだけだと、“ここで上手くやっていかないと転職なんか難しいんだから・・・”なんてプレッシャーを感じてしまうことも。ひとつの職場に依存せず、副業を考えるのもおすすめです。少し肩の力が抜けて、自分の好きなジャンルであれば楽しさも感じることができるでしょう。
まとめ
高圧的な人からの発言や、日常的な会話の中での否定に恐怖心を感じてしまい、萎縮して落ち込んでしまう人は、まず適度にスルーし、気持ちを切り替えて引きずらないようにしましょう。
悪循環に陥らないようにすることが大切です。高圧的な言葉に影響されている印象を与えないようにしましょう。
おすすめは、声のトーンを意識して少し明るめの声で話すこと。“いつも明るい笑顔”ができたらいいのでしょうが、それって難しいですよね。まずは声から意識してみるのはいかがでしょうか。