THE1975の新譜を聴いて
僕は最初よし!アルバムでたら全曲レビューしてやるぞ!って思ってました
でも、あーでもないこーでもないと考えてるうちにほぼ言われちゃいました
なので純粋に15の僕が感じたことを書こうと思います
海外では高校生とかが聞いてるイメージですが、案外日本には10代の意見とか少ない気がするので10代の一意見として読んでくださると嬉しいです
まず最初に言っておくことは
今までのthe1975のアルバムの中で一番好きです
どのアルバムもすごく好きなんだけど今の気分的には一番って感じかな
・アルバムを一周してみての印象
前作に比べてだいぶ落ち着いていて、優しい雰囲気の漂う作品になっているなという印象です
そこが個人的に今までの作品で一番好きな要因です
最近は自粛のせいかjojiとかfrank oceanという暗めのものばかり聴いてたので、今の気分に合う曲が多くて嬉しかったです
それと同時に古い音楽を掘りまくってた中二の頃を、そういえば僕こういう音楽好きだったなって思い出させてくれました
あと、本当にメロセンが良すぎる
良い曲が次から次へと聴こえてくる まあこれはthe1975の作品どれもそうなんだけどね
それからアルバムについて彼らはインタビューでこう語っています
アルバムを作るときには計画なんて立てない。こういうサウンドになったからアルバム作りは成功、っていうんじゃない。唯一のルールは、とにかくワクワクし続けること。小さな部屋にいるティーンエイジャーでい続けること。
『ネット上の人間関係についての簡単な調査』は、意外性を追求したとか冒険的だとか、ああだこうだ言われたけど、単純に僕らがワクワクすることをやっただけ。どうやったらリスナーの度肝を抜けるか、とかは考えてない。自分たちが退屈しないようにしただけ。バンドを始めて18年、プロとしてのキャリアは10年だけど、僕らはずっと、自分たちが好きなことをひたすらやってるだけだよ。そうじゃなければ意味がない
「これじゃピッチフォークにはウケない」とかは考えたことない。マジでどうでもいい。
やりたい放題やったんだなって感じです
・曲について
Frail State Of Mind含め Yeah I KnowやI Think There’s Something You Should Know、Bagsy Not In Netとかがすごく好きだった
Ukガラージとかは有名どころしか聴いてこなかったから詳しくないけど確かにサウンドは軽いなと思いました
↑bagsy not in netのサンプル源
これについて結構賛否分かれてるっぽいけど、トラップ界隈でヘビーじゃないサウンドのものが増えてきていることや、軽い音が特徴的なVegynが反応してるのも含め個人的には今っぽいサウンドですごく好きだった
それから、この4曲にはトラップのような中毒性があるように感じています
Lil Moseyとかにに近いようなサウンドの気持ちよさを感じました
もしあえてグルーヴ感をあまり強調せずトラップのように聴かせようとしたのだとしたら新しい試みでいいなと思いました
カントリーっぽいサウンドが特徴的なThe Birthday Party
個人的にMac millerのgood newsみを感じた
MVのせいかな? リリックのベクトルも似てる気がする
Jesus Christ 2005 God Bless America
この曲ではPhoebe Bridgersが参加しています
この曲ではmattyの宗教観が語られますが、これを見ると彼の宗教に対する考え方が見えてきてすごく面白かったです 2分14秒くらいからです
↑そして元ネタ
Me & You Together Song
MVが出た時めちゃめちゃ聴いてた
曲ももちろん良いんだけど何よりMVが最高なんですよね
これについてLuby SparksのNatsukiさんがまさに!っていうコメント残してくれています
↑元ネタと思われる曲
二番とか結構ぽい
・長いのはなんで?
僕もこれについては謎でした
でもこれについて考えてるときにこんなツイートを目にしました
多分このアルバムで一旦The1975を終わらせるつもりだったからいっぱい詰め込んだんじゃないかな?って思いました
・最後に
僕はリアルタイムでこんなにも賛否両論分かれるアルバムが出るという体験を一度もしたことがありませんでした
とても貴重な経験をしたと思います
twitterにも色んな意見があって面白かったです
Drive Like I Doとしての作品も出るかもしれないからそれも期待ですね