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医師と対等な関係を築こう

結論「対等を求める理由は、治療に満足していない」

病院を受診していても、治療に満足できない人は

多数いらっしゃると思います。

それがなぜかについて考えました。


対等って何だろう

医師と対等な関係を築こうと書きましたが、

対等って何でしょうか?

たい とう【対等】( 名 ・形動 )二つの物事の間に上下・優劣のない・こと(さま)。同等。(三省堂大辞林第三版)

病院での対等とは、

医師である先生を信頼して、良いと思う治療の提案を受ける。

医師は、患者である私を尊重して、納得した内容の治療を実施する。

だと、勝手に思っています。

最近は、大きい病院では説明をしっかりしている印象です。

たまに、全く説明のない医師に当たりますけど(笑)


治療は私が選ぶ

他の記事でも書いていますが、神経難病(重症筋無力症)の患者です。

定期的に病院を受診しているので、先生との信頼関係は大事です。


過去最大に論外だったのは産科で、

無断でHIVの検査(しかも10割負担!!)をされたことがあって、

それは、完全に私としては「アウト!!」だったので、

(※HIVは、必ず患者への説明と同意が必要な検査です)

「チェンジお願いします♪」させてもらいました。


診察室に入ると、言いたい事を忘れちゃう

訪問リハビリをしていた頃、よく受診時の相談を受けたり、

受診時に先生に伝えたいことの手紙を書いていました。

私もそうですが、診察室に入ると緊張して、

言いたいこと・聞きたい事・確認したい事を忘れちゃうんですよね。

なので、よく手紙を書いたり、 メモをもって診察室に入ります。


以前、訪問リハビリで働いていた時には、

薬をやめたいとの相談もありました。

冬場に血圧が高くなり、まだまだ数値が不安定だったこともあり、

「薬を出している先生に受診の時に聞いてみてくださいね。

 冬は血圧が高くなりやすいので、温かくなって血圧が安定した頃に

 減らしたいと、おっしゃるかもしれませんよ。」

とお伝えしたら、納得されていました。

結局、今の治療はなぜ必要なのか本人が納得できるかなんですよね。

先生、一言足りない(笑)、ってよく思ってます。

 

先生の意見を聞こう

受診時に、先生に色々な意見を聞いています。

例えば、

・難病手帳の申請書の書類を書いてもらえますか?

・症状が悪化した時に当日受診しても良いか?その場合の方法は?

・保育園の療養のための保育の書類を書いてもらえますか?

・(産後の)訪問看護の指示書を書いてもらえますか?

・体調が悪くなったら、診断書を出してもらえますか?

・前に、この薬で気持ち悪くなったので、別の薬を出してください。

病気に関わる確認事項や、知りたい事だったら、何でもいいと思います。


意思表示しないと、見逃されることもあるんです。


納得できるまで説明してもらおう

とここまで、色々書いてきましたが、

患者と先生の関係は、言葉や知識の常識が違うので、

一言足りなくてすれ違いがちだなと思っています。

でも、先生が忙しいのもわかっているので、

時々言葉の理解があっているか、確認してみてください。


それだけで、患者と先生の認識の違いが減って、

治療への満足度が上ると思います。(無料なのでぜひ♪)


対等な関係?満足できる治療?

ここまで、患者と医師の対等な関係を築くためにはと書いてきましたが、

対等な関係を求める理由は、

満足できる治療を受けることにあると思います。

双であるとすれば、必要な事は、

①自分の病気の事を知る(勉強する)

②わからないことは聞く

③してほしい事を意思表示する

だと思います。

先生にお任せの治療でなく、自分で良くなるための努力が

より良い、患者と医師の関係を築き、より満足できる治療を受ける事に

つながると私は思っています。

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