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手放していい本とそうでない本
もう私の家の本棚、限界に近づいております、はい。
まだいけると言い聞かせながら隙間に詰め込み、本の上に本を重ね、ぎっちぎちになってまいりました。
本を購入したと話すときの夫の視線がそろそろ痛いです。
(また買ったんか、どこに置くんや)
本ってなんだか手放しがたいんですよね。
書いた人、編集した人、作った人の思いがたくさん詰まっているから。
他のものなら割とあっさり捨てられるタイプなんですが。
でももう流石にそうはいっていられない状況。
以前読んだ安達茉莉子さんのエッセイに「本棚は新陳代謝させるべき」というようなことが書いてあったし、本を手放すのは決して悪いことではないはず。(確か『生活改善運動』だったと思います)
古本買取に出して、巡り巡って必要な人のところへ行けば、本だって幸せなんや!
そうと決まれば、手放す本と手放さない本の分類をせねば。
名残惜しいけれど。
本棚をざっと見まわし、1冊1冊手にとる。
これは絶対また読む。
これはモノとして素晴らしいから持っておきたい。
これは将来子どもにも読ませたい。(子どもいないけど)
これは仕事の参考に時々見返しているから必要。
これは大学時代の勉強に使って思い入れがある。
>>>>My本棚へ
これは流行っていたから読んだけど、いまいち印象に残ってないな。
これは有名な作品だから読んだけど、私には刺さらなかったな。
>>>>手放す本BOXへ
結局は、流行っているからなどといった他人軸で選んだ本は失敗しがちなんだということがわかる。
けれど思ったよりは全然減らない本たち。
でもきっとこれからも素敵な本との出会いは山ほど待っているだろうし、その未来の出会いのためにスペースをあけておくことも大事かも。
思い切って手放す基準を緩めるべきかもしれない。
本好きの皆さん、本を手放す基準ってなんですか?