就活日記1
就活日記0に引き続き1です。
あんだけ就職することに嫌気がさしてアンチ就活だった私がついに就活する気になってきたのです。
なんで就職することが嫌だった?
・日本の社会人て顔死んでない?自分もあの社会に飛び込むって考えると嫌気がさした。会社に行きたくないのに就職することがまじでナンセンスに感じた。
・社会に敷かれたレールにのうのうとついていくことがいやだった。社会の仕組みに当てはまっていくような奴隷みたいな存在になりたくなかった。
・なんとなく、就職しない人がカッコいいと思っていた。例えばとある授業で大学6,7年生とかかわる機会があって考え方等すごいカッコよかった。
・まだまだ大学生していたい!もっと学びたいことってたくさんあるし行きたい場所だっていっぱいあるしもっと学生の立場を謳歌したい。若いうちはなんでもしていいっていうじゃん?社会人になるとお金はあるけど時間はない。
きっとこんな風に思っているひとって私だけじゃないと思う。だれでも社会に出るタイムリミットが迫ってくるとちょっとは疑問に思ったのでは?少なくともわたしは2年秋くらい~つい先週くらいまでどこかでこう思っていて、そのせいでなかなか前に進めなかったし、就活就活いっている友人たちを第三者目線からポケぇ~とみてた。「なんか頭悩ませて大変そうだな~」って。おいおい(笑)でも結局どこかで就職に疑問を感じていたら就職準備、就活なんてできないもんなんですね。
じゃあ本題。
何が私の気持ちを変えたのか?
この意識のまま行ったらシンプルにやばいんじゃないか?留年するのでは??と思って友達に教えてもらったMatcherというOB訪問アプリをインストール。
「就活の悩みを教えてください!」みたいのに申請→承認。一週間かけてモヤモヤだったり聞きたいことをまとめ、いざ参戦。オンライン上だからハードル低い!
哲学?的なことも質問したものの答えてもらった。相手をAさんとしよう。Aさんも学生時代私と全く同じことを思っていた。私なんかよりずっと悩んでいて血迷って劇団に入団したりしたけど、留学経験も入団経験も全く役になんて立たなかった、と。結局最後の最後でいまの会社に就職。いまは人間力形成に力をいれている。
おお!と思ったとこ抜粋、
① お金は大事。仕方ないけどこれが現実。結局ほとんどすべてはお金。心の余裕や平穏にも関わる。今の世代は年金なんて全然あてにできない。2055年には成人一人が一人の老人を支える時代が来る。退職後旅行するとか贅沢したいなら1億円近くないとやってけない。
数値を言われてドキリとした。夢だけあってもそれができるお金がないとどうにもならない。幸せとお金は比例していないと思っていたけど、憧れの生活を実現するためには、そんなことは全くないのかもしれない。たまたま私が日本という恵まれた環境で生まれ育ってきただけで、そんな当たり前のことをなんか忘れていた。最低限の生活にはお金は必要。
② 仕事をツールにする。会社のその先を見据える。例えば起業したいって思うのなら→そうだとすれば一通りの業務って覚えなきゃだよねってことです。(中には学生起業家なんてのもいるけれど)そのためなら仕事を頑張れる。多少忙しかったり給与が周りよりも低かったり見合ってないと感じて凹んでも、自分には○○という目標がある。だからやってやるんだ!って前向きな気持ちで働ける。自分のスキル習得、成長のために働ける。
③ ポテンシャルで自分という人間を見てくれるのは新卒のいまだけ!転職したい?いまや転職が当たり前?言っておくけど、転職ではスキルが重視される。どれだけこの人は会社に○○の分野で貢献しているのだろう。主体的に動ける人間かどうかは実績、どれだけ役に立つかは培ってきた資格やスキルで見られる。「この人はこれからここで大きく成長してくれるだろう」そんな期待の目で見られるのは今だけってことです。
たしかにーーー!
まとめ。100%腑に落ちたわけではないんですが。でもその人の後悔というか、会社に入る前にこれを知りたかったっていう気持ちが、明言こそしていなかったものの、感じられた。
モヤモヤがはれて説明会とかにも参加しているけれど、「自分ごと」として見れるようになった、就活してみる気になったというのが大きな成長です。
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本日のヘッダーはアーヘン・ドイツ。誰かのいたずらで青信号がマリファナの形をしていた。おいおい(笑)