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書くことは、思い出からの卒業。

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#光

決断の裏にあったのは、同じ数の後悔だった

スクランブル交差点に横たわるビスケットが、この恋のおわりを知らせていた。 早歩きで通り過ぎようとしていたところ、そんな光景が現れたのでわたしは手に持ったアイスコーヒーを思わずこぼしてしまった。 「いつもなんだって早いんだから」 あまりにも優柔不断だったわたしは、いつだったかそれをやめようと決めた。そんな自分が好きになれなかったからだ。なんでやめられたのだろう。多分、「君は何かが足りてない」なんて彼が言ってしまったから。 「なにかをする」と決めてこなしていくと、それがで