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文学フリマ岩手9まであと一ヵ月

留一「三留さん」
筆者「はい」
留一「ちょうど一ヵ月後の6月16日に『文学フリマ岩手9』が開催されますが……準備はどうですか」
筆者「まあ、まずはこちらを見てよ」

新刊『共通テストの役に立たない倫理問題集2024年度版(仮題)』

留一「またこれですか!?」
筆者「何を言うか、私といえば『役に立たない倫理問題集』だろう」
留一「シリーズ三冊目ですよね……よく出せますね」
筆者「だって楽しいから、これ作るの」
留一「自称『倫理社会学年トップ』は伊達じゃないですね……」
筆者「まあ少し脱線するけど、学校の同級生で私よりも高い点を取ったっていう話を聞いたことがないから(←だから『自称』)」
留一「いつも思うんですけど『役に立たない』っていう冠がつくんですね」
筆者「個人が好きで作ってるからね。それに受験生はきちんとした参考書で勉強してほしいし」
留一「それでも問題集を作る理由は……」
筆者「哲学や思想を専攻しなかった方々に、それらの面白さが少しでも伝わればいいなと思って」
留一「まあ三留さんが面白がってますからね。そうでなければわざわざ共通テストを受けないでしょう」
筆者「ああ、あれね……」

筆者「少しだけ勉強したけど、倫理が90%で国語が80%というのは個人的に上出来だったなと」
留一「しかも漢文が満点って、頭おかしいでしょ」
筆者「それはだって、哲学科で鍛えられたから。まあこういう高校倫理→哲学科という道を辿った人間が作った問題集を文学フリマ岩手に持って来ますので、皆様ご期待ください」