「強くてニューゲーム」という考え方をもつ
強くてニューゲームとは?
RPGゲームで「強くてニューゲーム」というシステムがあるのを知ってますか?クロノトリガーが有名かもしれません。
一度クリアしたデータを引き継いで、また最初からプレイする。初期状態なのに、強い装備やレベルを持っているので、最初の敵が驚くほど簡単に倒せるというやつです。
これ、ゲームの中だけでなく、仕事とか人生でもあるよなと感じたんです。それを少しまとめてみました。
転職で感じた「強くてニューゲーム」
ぼくは前職でM&Aの業務をやっていたんですが、いくつかのM&A仲介会社と関わる機会がありました。
そこで印象に残ったのは、仲介会社の方々のシゴデキ(仕事ができる)な姿勢です。スピーディーに情報提供してくれたり、こちらの意図をしっかり汲み取って提案してくれたりと、とても信頼できる人が多かったんです。
そのシゴデキな人たちと仲良くさせてもらっていて、今でも繋がっているんです。
そして、いざ転職して新しい職場で働き始めて、その会社でもM&Aをやっていくみたいな感じになったので、そのシゴデキな人たちと連携させてもらっています。「つながり」が本当に助けになったんです。
新しい仲介会社をイチから探すよりも、すでに信頼関係があるシゴデキメンバーと話を進められるので、スタートダッシュができて圧倒的に速い。これこそ「強くてニューゲーム」だなと実感しています。
子育てで感じた「強くてニューゲーム」
ぼくは学生時代、テニスをやっていたんですが、小さい時(3歳とか4歳とかの幼少期)からやっている人には敵わないということを学んだんです。
なので、子どもには小さいうちからやりたいことをとことんやらせてあげたいと思い、娘がハマっていたダンスを2歳半から習わせました。
するとメキメキ成長して、今では同じ中級レベルのコース(上級生含む)なかで一番上手くなりました。親バカではなく、本当にセンターポジションをもらったりしているんですよ。先生からの信頼もダントツにあります。
自分が学生時代に感じた、「もっとこうだったら良いな」ということを、子どもに転用できたんです。娘からしたら、「強くてニューゲーム」ですよね、きっと。
SNSでも「強くてニューゲーム」
mixi2が流行ったとき、これはすぐに人気がなくなるなと思いました。clubhouseとか、threadsとかそんな一時的な勢いだと思ったんです。
その時に感じたのが、「コミュニケーション」です。参加者同士が毎日コミュニケーションを取れる、ぼくも毎日投稿したくなるような仕組みを考えました。
あえて人数は追わずに「非公開」にして、ぼくが毎日がんばっていたnoteをテーマにして作りました。多すぎるとコミュニケーションが取れなくなるんです。
非公開にしたことによって、熱量がある人がたくさん集まってくれて、今でもみんなでワーワー言い合いながらnoteを書いています。ルーティンでnoteを書くので、毎日必ずコミュニケーションが生まれるんです。
廃れてしまったコミュニティが多い中で、書き込みやイベントはかなり多い方だと思ってます。これは一時的に流行るアプリを上手く生かして、チームを作ることができた事例です。
過去の出来事を振り返ってみて、「強くてニューゲーム」をやるならどうすればいいのかを考えるのはすごくオススメです。
まとめ
「強くてニューゲーム」の面白さは、過去の努力やつながりが新しい挑戦をよりスムーズにしてくれることです。
もちろん、最初から苦労して学ぶことも大事ですが、「せっかくなら経験値を活かして効率よく進めたい」というのが正直なところ。
新しい環境に飛び込むとき、少しでも「強くてニューゲーム」みたいに考えて取り組んでみてはいかがでしょうか?