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子どものしつけは「厳しさ」よりも「待つ力」

こんにちは、ほんたんです。
今日は「子育て」において、めちゃくちゃ大事なことを書いてみました。

「子どものしつけは厳しいほど効果がある」と考えている親は多いかもしれません。親自身がそうやって育てられてきた人はそれが当たり前とも感じますよね。

厳しさがすべて悪いわけではありませんが、「厳しくすればよい子に育つ」とは限らないのです。実際、子どもの精神科を訪れる多くの子どもたちは、厳しくしつけられてきたケースが多いそうです。

逆に、優しすぎることが原因で問題行動が出る子どもはほとんどいません。では、どのようなしつけが子どもにとってよいのでしょうか?

しつけのキーワードとして大切な

  • 穏やかに

  • 繰り返し伝える

  • できるまで待つ

の3つをご紹介します。

① 穏やかに接する

しつけというと、「ダメ!」と強く言うイメージがあるかもしれません。しかし、怒られると子どもは「怒られたこと」に気を取られ、何がいけなかったのかを理解できなってしまいます。

大人でも、怒鳴られると反発したくなることがありますよね? 子どもも同じです。

しつけは 「おだやかに」 がポイントです。
感情的にならず、冷静に伝え続けることが大切。


② 繰り返し伝える

一度言っただけで、子どもがすぐに理解して、行動できるわけではありません。

大人でも、新しい習慣を身につけるのに時間がかかるように、子どもにとってもしつけは「練習」が必要なのです。

たとえば、「おもちゃを片付けようね」と1回言っても、すぐにできる子はほとんどいません。でも、「片付けようね」「遊んだらお片付けしようね」と何度も繰り返し伝えて、ときには一緒に手伝ってあげることで、少しずつ習慣になっていきます。

ここで大切なのは、「どうして片付けるのか?」を優しく説明すること。ただ「やりなさい!」と言うのではなく、「次に遊ぶときに見つけやすいからね」と理由を伝えることで、納得しやすくなります。


③ できるようになるまで待つ

しつけで最も重要なのが 「待つこと」 です。

たとえば、2歳の子に「ありがとうを言おうね」と伝えても、まだタイミングをつかめないことがあります。

「言えるまで5分待つ」ではなく、「5歳になったら言えるようになるかな?」という気持ちで待つことが大事なのです。

子どもは、それぞれ成長のペースがあります。親が焦って無理にやらせようとすると、逆にプレッシャーを感じてしまい、うまくいかないこともあります。

果物と同じで、じっくり待つことで、子どもの内側に「しつけの種」が育つ のです。


まとめ

「待つしつけ」で、子どもは伸びます。

しつけは、厳しさよりも 「穏やかさ」「繰り返し」「待つこと」 が大切。

焦らず、子どもの成長を信じて待つことができれば、やがて子どもは自分の力でできるようになります。

しつけは「急ぐ」ものではなく、「育てる」もの。温かく見守ってあげてください。それではまた!

こちらの書籍を参考にしました。

『花咲く日を楽しみに 子育ての悩みが消える32の答え Como子育てBooks』佐々木正美著
https://a.co/5ypnfL8

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ほんたん
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