子どものこと、続き。
「ひきこもれ」という本を読んだ。秀逸。
ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/447930066X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_pW2lFbD6XSD5P
分断されない、ひとまとまりの時間を持つことの大切さ。全国の不登校ひきこもりの当事者や家族の皆さんに読んで欲しい。
その根底にあるのは限りない優しさと、自己と他者への寛大な眼差しだと思った。
ひとまとまりの時間を経験した者の強さは本当にすごいと、我が子を見ていて思う。継続して学校や仕事に通うことも大切だけど、少しお休みして時間を作ることを恥じる必要はまったくない。全員がそれぞれのタイミングでお休みするのが当たり前になり、誰もハンデだと思わなくなるときがいつか来ると思う。
今はひとまとまりの時間を支えているのは本人とそれぞれの家族だけど、社会的な意義が明らかになってくれば、それを支える仕組みもだんだんできてくるのかな。