誰かを変えたいと願う時、 本当に変えたいのはいつも自分だった
誰かを変えたいと願う時、
本当に変えたかったのは、いつだって自分自身だった。
変わりたい自分がいるだけだった。
高校生の頃、母が統合失調症になった。
10年以上の年月をかけて、母と向き合った。
また母が、人に囲まれるような人に戻ってほしい。
また大きな声で笑ってほしいと願った。
壊れたロボットのようになった母を前に、
いろんなことを試みた。
同時に、どん底ネガティブな性格だった私は、守りたいものを守れる強い自分になろうと決意した。
病院にいったり、環境を変えたり、いろんなことをしてみたけど、
母が変わり出したのは、私が前をみて進みだしてからだった。
私が自分の力で、道を切り開き始めてからだった。
私の姿をみて、母も気づけば動き出した。
今では、また隣で大きな声で笑ってる。
大事な人たちができて、私はまた、
もっとその人のままに輝いていてほしいと願った。
たくさんの想いをぶつけた。
怒り、悲しみ、寂しさ
全て自分に返ってくる。自分を見せられた。
本当の姿で輝きたかったのは、自分自身だったことに気づく。
母を取り戻したかったはずが、
本当は自分を取り戻したかったのだと今になって気づく。
人はどこまでも鏡のようで。人と向き合うたび、自分を知っていく。
人が変われるのは、人との出逢いあってこそ。
自分の奥底が揺さぶられるほどに大事だと想える人たちに、この人生で出逢えたことに深く感謝をする。
人は鏡って名言ね。先人たちの叡智だわぁ。🙏
ここ数日はハナレグミに癒される
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