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#シェアの日々 【深夜ネイルサロン】
シェアハウスで暮らし始めてから1ヶ月。
韓国人のぱく子と日本人のあきお、イギリス人のデビーと4人暮らし。
みんな30前後で、大人シェアハウス。ゆったり生活が待っている。
・・・と思ったら、まあ落ち着きのない生活に。
そんなシェアの日々も面白いなと思い、せっかくなので書きためることに。ゆるりとお付き合いください。
*****
仕事から帰ってきたのは20時半すぎ。いつもはもう少し早いのだけど、スーパーで、たまご、3玉で百円のうどん、スライスチーズを買ったから少し遅くなってしまった。
本当はワインも買いたかったのだけど、あさってがワイン1割引の日だというので買わなかった。水曜日は他にも冷凍食品半額らしいが、これにアイスが含まれるのか注目だ。
帰宅するとぱく子とあきおが迎えてくれた。こういう「おかえり」「ただいま」があるのはいい。
二人は一緒にご飯を食べていたようだった。私の分のご飯はなかったけど、アイスは買っておいてくれた。
ちょっと話して、21時過ぎにぱく子はロングボードやりに出かけたので、あきおとしばらく語らいの時間。都市伝説とか、そういう話が大好きで、3.11の話とか、フリーメーソンの話とか、なんでもよく知ってる。話混んでいるうちに、何やかんや23時半になったのでお開きにしようとしたら、ぱく子が帰宅。
「おかえり〜」なんて言っていたら、「さっ、はじめるわよ〜!」と大きな茶色い紙袋やらカラフルなプラスチックポーチやら、謎の白いアーチ状の機会を私の部屋に持ち込んで来た。
「ネイル始めまーす!」
とのこと。
そういえば今日やろう、とは言っていたけどまさか24時開始とは!
指を温めてこい!だの、指差し出せ!だの。
でも、ネイル初挑戦だったので、まんざらでもなかった。むしろ、完成がどんなものになるか楽しみだったし、とてもドキドキした。
色は1色か2色か、ブラウンかピンクか、何指につけるのか・・・。
これまで、こういう女の子っぽいことに縁遠かった私には新鮮だった。
途中までの下準備はぱく子がやって、色ぬりにはあきおも参加。
下準備が終わるまでの間、あきおは自慢のトイカメラで私たちをパシャパシャ。
あとで写真を見せてもらったら、東南アジアで刺青入れてる人たち感いっぱいの写真に!
私の掛け布団のトロピカル感と、配色と、ぱく子自身の東南アジア感の強さが合間って、何だか怪しさいっぱいの写真が出来上がっていた。
さて、下準備終了。いざ色ぬり。
右手がぱくこ、左手をあきおが担当。
ちなみにこれは3人でテラスハウスを観ていた時のこと。男の子が女の子のネイルをやってあげていたのを観ていて、「これやろうや〜!」と誰かが冗談で言ったことが現実のものとなったのです。
(ちなみにわたし、初テラハでした。)
あきおは初めてなのにすごく上手だった。器用ボーイ、さすがです。
ぱく子はいつもやっているから、慣れているなぁと。
二人同時が私の指に集中力を注いでいる姿を見て、なんか貴族になった気分だった。
ちなみに二人が指をやっている間、私が何をしていたかというと、蚊探し。
多分どこかに蚊の巣(?)があるのか、3時間のうちに10匹ほどの蚊に親友された。どこから来るのかわからないから、エアコンとか扉とか、天井の隅とかずっと監視してたが、結局どこからなのか分からず。
下準備開始から2時間半(深夜2時半)、ついに完成!
※指の形が悪いというクレームにはお答えしません。
単刀直入にいうと、すごく満足。自分がネイル一つでこんなに嬉しくなる人間だと知らなかった。人生、ちょっと損していたかも。
これまで飲食バイトなどで出来なくて、社会人になって初めて体験した。
今の職場も本当はよくないのかもしれないが、GWも働いている自分へのご褒美ということにしよう。
親指、人差し指、小指には薄めのピンク、中指と薬指にはちょっと濃いサーモンピンク。一夜・・・というか、数時間経った今でも何度も見てしまう。
ちょっとしたことで人はしあわせになれるんだ!
という哲学的なところに着地しました。
ちなみに!あきおの指が汚ねぇと気づいたぱく子。
甘皮だけ綺麗にしようと。私も参加しました。
人差し指の皮挟んでしまったり、親指の爪の根元切りすぎて流血させてしまったけど、綺麗になったんじゃないでしょうか。
BEFORE
AFTER
(ちなみにぱくこ担当の方↑)
不器用な私には少し難しかったけど、面白かった。
すごく集中出来た。
全てが終了したのが深夜3時半。
何してんだろ、とみんな言ったけど、シェアハウスっぽくていいね、という結論に落ち着く。
楽しい時間でした。
おわり。