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いいね!を伝えよう!M5Stack Jimmyさんに直接感謝を伝えたお話し

Maker Faire Shenzhen 2023 (MFSZ2023) の次の日、M5Stack本社見学会でJimmyさんにM5がボクたちのメイカーライフを支えてくれてるよ、ありがとう!って直接感謝を伝えたお話し。面白いことやっている人にいいね!を伝えよう。

ボクとM5Stackとの出会い、M5Stack本社訪問までの経緯、何でJimmyさんにありがとう!って言いたかったのかをまとめているよ。

この記事は、ものづくり(じゃなくても良いけど、とにかく何か)に興味あるけど、次の一歩を踏み出せないとか、自分から何も発信できていないみんなに読んで欲しいな!

M5Stackって?

M5Stackを知らないみんなのために、M5Stackのことを簡単に説明するね。詳しくはM5Stackさんのサイトを見たら分かると思うけど、ここではボクなりにまとめておくよ。M5Stackを既に知っているなら、ここはスキップしてもオッケーだよ!

M5Stackさんは中国の深圳市に本社があって、主にEspressif社のESP32を使ったワンボードマイコンM5Stackシリーズを設計、製造、販売している会社だよ。2016年に今のCEOであるJimmyさんによって創業されたよ。

M5Stackシリーズの特徴は、約5cm四方の筐体に収まっていて、液晶やその他の周辺機能が豊富で、買ったらすぐに使い始めることができること。開発環境はArduino IDEやMicroPythonが使えて、UIflowというブロックを組み合わせてプログラムを作成できる仕組みも用意されているよ。あと、M-BUSというコネクタが裏に付いていて、そこに別のモジュールを取り付けることで、どんどん機能を拡張できるところもM5Stackの大きな特徴だね。M5Stackの下にモジュールをStack(=積み上げるように)して拡張していけるようになっているよ。

「周辺機能が豊富で、買ったらすぐに使い始めることができる」というのが他のマイコンボードには無い最大の特徴だとボクは思っているよ。豊富な周辺機能で思いついたアイデアをすぐに実現できるところが最高だよね!

現在はM5Stackシリーズ以外にもM5StickシリーズやM5ATOMシリーズというのもあって、約5cmよりももっと小さい筐体に収まったシリーズや、たくさんの拡張用モジュール、ユニットが販売されているよ。

M5Stackさんの凄いところは、2021年から2023年まで、毎週のように新製品がリリースされている商品開発スピード。正に深圳速度を体現している会社だよ。

M5Stackに出会ってからM5Stack社訪問まで

ここからは、ボクがM5Stackと出会ってから、M5Stack社訪問に至るまでの経緯をまとめているよ。ざっくりとした時系列はこんな感じだよ:

2023年6月:M5Stack core2を買う
2023年8月:M5Stackコンテスト応募
2023年11月:MFSZ2023、M5Stack社訪問

ボクがM5Stackを使い始めたのが2023年6月で、M5Stack社訪問が2023年11月だから、ここで書いていることは5ヶ月ぐらいの間にに起こった出来事。ボクにとっては、とっても濃い時間だったよ。

M5Stack core2を買う

ボクがM5Stackを使い始めたのは2023年からで、ちょっと遅め。M5Stackの名前はもっと前から知っていたけど、中々手は出せずにいたよ。それまではやることも沢山有ったし、どうせLチカだけ試して棚の奥にしまっちゃうかもとか心の中で思ってたのかもね。M5Stackを使い始めるまではArduinoっていうAVRを使ったワンボードマイコンが好きだったんだけど、日本でM5Stackユーザがどんどん増えていて、これはさすがに使ってみないとって思ったのが最初の購入のきっかけだよ。確か2023年の6月ぐらいだったかな?M5StackのおかげでArduinoボードを使う機会は減ったんだけど、Arduinoの考え方は大好きだし、Arduino IDEはいつも使っているよ!

最初に買ったのはM5Stack core2。約5cm四方の小さくてカワイイ筐体にタッチパネルがついていて、WiFi、Bluetooth、ジャイロ・加速度センサー、電源管理IC、バッテリー、マイク、スピーカー、TFカードスロットが最初から搭載されていて、買ってすぐに何でも出来そうで、面白いなーというのが第一印象。最初にM5Stack core2の電源を入れた時のFactory check用のファームウェアも画面がかっこよくて印象に残ったよ。

Factory check用の画面、かっこいい!

今まで使っていたArduinoシリーズだと大体はGPIOピンとLEDしか付いていないから、何か作りたいと思うと追加でシールドを買ったり自分で回路を作ったりする必要があるから、Lチカで終わってしまいがちだけど、M5Stackだとそれ単体でも結構作れちゃうところが新鮮だったよ。

最初はM5Stack core2だけで色々試してみたら十分かなって思ってたら、M5Stackの魅力に惹かれていって、気がついたらATOM S3, ATOM Lite, Capsule, M5Dial, Cardputerとどんどん増えていったよ。たぶん今後も増えていきそうだね!

M5Stackコンテスト応募

2023年8月頃、スイッチサイエンスさん、ProtoPediaさんの企画で、M5Stack Japan Creativity Contest 2023というM5Stackを使った作品のコンテストがあったよ。ちょうどM5Stackさんの製品を使い始めたボクは、M5Stackでどれだけ高速にプロトタイピングできるのかを試してみたくて、コンテストに応募することを決めたよ。ボクが実際にコンテストに応募した作品はこちら↓

この作品はM5Stack ATOM S3とRFIDリーダーを使った作品なんだけど、最初に説明したように、M5Stackには最初から色々な周辺機能が付いていて、センサー類のモジュールも豊富に揃ってるから、アイデアを思いついてから実現するまでのスピードをとっても速くすることができるよ。SALT METERは構想とか部品選定とか含めると完成まで1ヶ月ぐらいかかっているけど、機能実装だけの時間を見ると1週間もかかっていないよ。

アイデアや情報が溢れている現代で思いついたことをすぐに実現できるってとっても重要なことだよね。

M5Stack社訪問

2023年6月以降、XやWebの記事を見ているとたまにM5Stackのオフィスの話とか写真とかが掲載されていて、こんな面白そうなオフィスは実際にこの目で見てみないとダメだよねってずっと思ってたよ。そんな中、ニコ技深センというグループの企画で、M5Stack深圳本社見学会 11月13日 メイカーフェア深圳翌日の月曜日という企画が目に止まって、これは絶対に参加しなくちゃと思ったよ。企画してくれた@tksさん、おそらく裏で色々調整してくれているスイッチサイエンスさん、仕事を中断して見学に対応してくれたM5Stackさんにはとっても感謝!ありがとう!

あと、たぶん見学会はJimmyさんにも会えるから、M5Stack作ってくれてありがとう!という感謝を伝えたいなって思ったよ。どうしてそう思ったかは、この記事のもう少し後に書いているよ。

スタックチャン

ここまでがボクとM5Stackとの出会いとM5Stack社訪問までの経緯のお話。ここで、ちょっと話が逸れちゃうんだけど、日本のM5Stack市場は他の国とは少し異なる盛り上がりを見せていて、それがスーパーカワイイ!ロボットのスタックチャンだよ。

M5StackにはM5Stackを使用して作れるスーパーカワイイ!手乗りロボットのスタックチャンのコミュニティがあって、これは他のマイコンには無い独特のコミュニティだと感じているよ。

スタックチャンはししかわさん (@meganetaaan) が作ったロボットなんだけど、スタックチャンの筐体の3Dプリンター用データ、回路図、ソフトがGitHubでオープンになっているから、誰でもスタックチャンを作れるようになっているよ。これを元に日々色々なスタックチャンが生まれていて、同じスタックチャンのベースを使っているはずなんだけど、みんな色んな工夫をして色々なスタックチャンを作っているから見ていてとっても楽しいし、どのスタックチャンもとっても個性的!

スタックチャンが少しでも気になったら、サーボモーターとか用意しなくていいから、とりあえずM5AvatarのサンプルコードをM5Stackに書き込んでみることをオススメするよ。それだけでもスタックチャンの可愛さに癒されること間違い無しだよ!

robo8080 (@robo8080) さんが作ったAIスタックチャン。ChatGPTを使って喋れるようになっているよ。

ボクはM5Stackを使い始めてから、ものを作ることがもっと楽しくなったし、スタックチャンのような存在がさらに楽しさを何倍にもしてくれていると感じるよ。それもこれもM5Stackという製品があってこそだからM5Stackさんにはとっても感謝しているよ。

MFSZ2023で展示されていた色々なスタックチャン。

スタックチャンはスーパーカワイイ‼︎

ボクも自分だけのスタックチャンを製作中!

NECO MIMI Stack-chan Servo&LED

いいね!は誰かのモチベーションになる

前置きがちょっと長くなっちゃったけど、どうしてボクがわざわざ感謝を伝えるために、M5Stack本社まで行ったのかという理由を書いておくよ。この節のタイトルの通りなんだけど、いいね!が誰かのモチベーションに繋がるということを確信しているからだよ。

ボクは2023年の6月ぐらいからXで情報発信し始めたんだけど、みんなのいいね!がすごくボクのモチベーションに繋がることに気がついたよ。だから、ボクも面白いことやっている人やお世話になってる人にはできるだけ、いいね!や感謝を伝えたいなって思ったから、もし、M5Stack社を訪問できてJimmyさんにも会えるなら、M5Stackすごくいいね!作ってくれてありがとう!って伝えておかなくちゃと思ったよ。

2023年11月13日、最終的にボクはM5Stack社のオフィスも訪問できたし、Jimmyさんに直接感謝を伝えることもできたよ。ホントはMFSZ2023は色々事情があって行かないつもりだったんだけど、M5Stackさんのオフィスにはホントに今回行っておかないと後で絶対後悔すると思ったから、ちょっと無理をしてでも行くことにしたよ。ホントに行って良かったと思ってるよ。

自分ができることからやってみよう!

最後にボクがみんなに伝えたいことをまとめておくよ。

自分でも何か興味のあることを発信したいと思っているけど、ネットには凄い人がたくさんいるし、自分でやってることなんて大したことないとか思ってたりしていないかな?じゃあ、まずは、変なこと、面白いことやっている人に、いいね!面白いね!って言ってみるのはどうかな?それだけでも、既に一歩前進していて、新しい世界に飛び込んでいるよ。そのいいね!がいいね!した相手のモチベーションに繋がって、それがまた新しいものを生み出して・・という感じで、たった1つのいいね!からバタフライエフェクトのように最終的には凄い成果に繋がるかもしれないよ。

ボクはスーパーエンジニアでもないし、ソフトウェアは得意だけど、ハードウェアなんて2023年6月までCADも触ったこと無かったよ。だけど、基板を作ったり、3Dプリントしてみたり、レーザー加工を発注してみたりして、それをXで発信していると、みんながいいね!してくれるから、途中で諦めずにやりたいことを継続することができているよ。

2023年8月ぐらいから勢いだけでマクロパッドを作ったんだけど、初めて基板設計して、発注して、アクリル加工もやって、1ヶ月半ぐらいで完成したのは、みんなのいいね!がボクのモチベーションに繋がったからだよ。たぶんXに投稿せずに1人でやっていたら、このマクロパッドは完成していなかったよ。

ボクはみんなのいいね!に支えられていて、ボクもボクのいいね!が誰かのモチベーションに繋がるといいなって思っているよ。いつもいいね!ありがとう!みんなも何か作って発信して、面白いことやっている人をいいね!しまくろう!

おまけ

有名?なJimmyさんの机。

M5Stack製品はここから生まれる

M5Stack製品はここで生まれて、設計、試作、量産、流通を経てボクたちの手元にあって、ボクたちは今日も色んなものを作れているんだよね!って考えると、このJimmyさんの机の前まで行ったことはとっても感慨深いよね。やっぱりものづくりって超楽しいね!

最後まで読んでくれてありがとう!この記事を読んでちょっとでもポジティブになれたらスキをよろしくね!
じゃあ、またね!


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