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バーチャルエンジニアとしての2023年

みんな、こんにちは!この記事では、2023年にボクがやってきたことについて、なんでそんなことやったのかという観点で補足しつつ振り返ってみるよ。行動の理由を記録しておくことで、さらに時間が経った時に改めて振り返ると面白いかな思ったよ。半年しか経ってないけど色んなことがあったよ。

バーチャルエンジニア?

ボクがどうしてバーチャルエンジニアという形なのかというのは説明したこと無かったと思うから、この機会に説明しておくね。

ボクのやりたいことは、電子工作を含むものづくりの障壁をできるだけ低くしてより多くの人たちが自分のアイデアを具現化できるように後押しをするってこと。マイコン買ったのにLチカで終わってしまう人結構いるんじゃ無いかと思って、Lチカの先に進めるように何かできないかなって思って活動を始めたよ。

で、バーチャルという形になっているのは、何か情報を発信する時に、そっちの方が親しみを持ってもらえるし、キャラクターがあった方が印象とか記憶に残りやすいかなと思ったからだよ。星の数ほどの人たちがネットで情報を発信している現代、どこか尖ってないと埋もれてしまう可能性が高いからね。

ボクは今のキャラクターが気に入っているから、これからもこの形でものづくりの情報発信をしていくので、よろしくね!

やったこと一覧

ここからは、ボクが2023年の5月からXを始めてから2023年の12月に至るまでにやったことをまとめていくよ。やったことの一覧は以下の通りだよ。

  • X(当時はTwitter)を始める

  • M5Stackを初めて買う

  • マクロパッドを作ってBOOTHで売った

  • ATOMをBTスピーカーにする基板を作った

  • M5Stackコンテストに応募した

  • Maker Faire Shenzhen 2023に行った

  • M5Stack社を訪問した

  • カラーシルク基板を作ってBOOTHで売った

  • スタックチャン用の基板を作った

やったことの詳細を見ていくよ

Xの投稿を交えながら2023年にやったことの詳細を見ていくよ。ボクは主にXを使って情報発信しているから、是非フォローしてね!→@nananauno

X(当時はTwitter)を始める

ボクの活動はここから始まったよ。

M5Stackを初めて買う

2023年の6月ぐらいにM5Stack core2を初めて買ったよ。この時、M5Stackを買っていなかったらボクの人生は全然違うものになってたかもしれないね。ボクとM5Stackのお話は別記事が詳しいからそちらも参照してみてね。

ちなみに、ボクはそれまでArduinoが好きだったから、ボクのイメージカラーの緑はArduinoのイメージカラーから来ていて、アカウント名のnananaunoのunoもArduino UNOのUNOから来ているよ。来年はArduino UNO互換機 Nanana Unoを作りたいな。

M5Stackを買った後は、M5Stackの使い方をnoteに書いたり、YouTube Shortsを結構投稿していたね。

ボクがYouTubeに投稿している理由は以下の2つだよ:

  1. noteで取れないアナリティクスの情報を取りたかった

  2. コンテンツ(LP)への誘導

noteは無料版だと詳しいアナリティクスが取得できないから、ボクのコンテンツをどんな人にどれだけ見てもらえているのかもよく分からないんだよね。だから、YouTubeを介することで、その辺りの情報を取得できることを期待してYouTubeに動画を投稿していたよ。

もう1つは、コンテンツへの誘導のためにもYouTubeを使おうとしていたよ。note自体はSEOに結構強くてGoogleで比較的検索上位に上がりやすいんだけど、色々な集客経路が欲しかったから、そのためにもYouTubeを使用していたよ。ただ、今のところYouTubeからnoteへのリンクも貼ってなくて誘導のためには使ってないよ。十分なコンテンツを用意できなかったというのが一番大きな理由だね。

技術的な記事をnoteからZennに移行してからはGoogleアナリティクスが使えるようになったから、アナリティクス目的でYouTubeを使わなくても良くなって、集客でも使ってないから、YouTubeを使う理由は無いんだけど。でも、動画作るのは結構楽しいからこれからも継続して投稿していくよ。

マクロパッドを作ってBOOTHで売った

DIY VTuberの三峰スズさん (@verylowfreq) の左手マクロパッド動画がきっかけでボクのオリジナルマクロパッド作りが始まったよ。スズさんの無ければ作ろうあっても作ろう精神がボクは好き。

キーボード作りは初めてのことだらけだったよ。ボクはソフトは得意なんだけど、回路設計やメカ設計なんてやったこと無かったから、操作がよく分からないFusion360で試行錯誤しながらなんとか3Dプリントとか基板を注文していたよ。この時からJLCPCBさんにお世話になりっぱなしだね。

最初はキーボードの筐体は3Dプリントで試作したんだけど、NeoPixelで光らせたかったから、途中でアクリルのレーザー加工に変更したよ。アクリル加工はElecrowさんにお願いしていたけど、始めは注文方法もよく分からなかったね。

このマクロパッドは最初から販売しようと思ってた訳ではなくて、やっているうちに本気度が上がっていって、試作にもそこそこお金かけてしまって、それを回収する必要があったという大人な事情ももちろんあるんだけど。Lチカの先に進むためのコンテンツ作りのために使えそう→BOOTHで物販するときのノウハウも得られそう→じゃあやってみよという感じでBOOTHで販売するまでに至っているよ。

このマクロパッド、他の方々が販売されている自作キーボードより高めの値段設定になっているのはみんな気になるよね?この値段が高めの理由は、勉強用のコンテンツを含めたセットの値段にしているからだよ。コンテンツはZennのBookで別販売するとハードの値段は下げることはできるんだけど、コンテンツをオープンにすることで、ハードの売り上げに繋がるといいなって思ったから今回はこのような値段設定になっているよ。ボクにとって全てが初めての試みで何がベストかはまだ分かってないから、今後も色々な値段の付け方を試していくよ。

ちなみに、試作費用、原価はまだ回収できていないので、こちらからDIYキーボードキットを購入してもらえるとボクのモチベーションに繋がるよ!

ATOM LiteをBTスピーカーにする基板を作った

Xでのポストが少なくなったけど、マクロパッドに次ぐDIY kitの第2弾としてAtom Liteを使用したBluetoothスピーカーを検討していたよ。ESP32は簡単にBluetoothのA2DP sink機器になれることを知っていたから、ATOM LiteにI2Sアンプ搭載の基板とスピーカーを取り付ければ簡単にBluetoothスピーカー作れるよねって思って作り始めたよ。まだ試作段階で、マクロパッドの売れ行きと、キットとしての完成度を見ながら販売するかどうかを決める予定だよ。

ボクのDIY kitは、商品としてローンチする条件として、キットが実用的であるという条件を設定しているよ。プログラミングの学習で使うだけで終わらないで、その後も長く使い続けられるものにしたいと思っているよ。

このキットはまだ完成していないけど、基板はSMTで部品を実装してもらったので、SMTの注文方法はとっても勉強になったよ。

M5Stackコンテストに応募した

M5Stack Japan Creativity Contest 2023というM5Stackを使った作品のコンテストに応募したよ。参加賞がとても豪華でM5CapsuleとM5Stack Tシャツがもらえたよ。

M5Stackさんの製品は周辺機能が豊富だからそれ単体でも結構なんでもできて、別売りのモジュールやユニットも組み合わせることで思いついたアイデアを簡単にプロトタイピングできるようになっているよ。そういう特徴がある製品でどんなもの作れるのかな?と思ってたからこのコンテストはとってもいい機会だったよ。

来年もあったらまた応募したいな!

Maker Faire Shenzhen 2023に行った

2023年11月11日、12日に深圳で開催されたMaker Faire Shenzhen 2023 (MFSZ) に行ってきたよ。ホントはMFSZはキャンセルしようかなって思ってたけど、この次に書いているM5Stack社訪問をどうしても実現したくて、ちょっと無理して行ってきたよ。深圳はボクにとって、とても思い入れのある街で、あんまり詳しく言っちゃうとメタくなっちゃうので、ここでは控えるけど、第2の故郷といっても過言ではないよ。

初めてのMaker Faireだったけど、やっぱりイベントに参加するとたくさん刺激を得られるから良いよね!Maker Faireは開催場所で雰囲気が全然違うみたいだから他のMaker Faireにも行ってみたくなったよ。

M5Stack社を訪問した

これは2023年でボクの心に最も残った一大イベントだったよ。最初の方にもリンクを貼っているけど、M5Stackに対する思いは別記事にまとめてあるので、是非ともこちらを見てね。

カラーシルク基板を作ってBOOTHで売った

JLCさんが中国で始めたカラーシルク印刷サービスを使ったM5Capsule用の拡張基板を作ったよ。MFSZでJLCさんのブースを訪問した時にカラーシルク印刷を使った基板のサンプルを見て、これは作っておかないとダメだよねって思って作ったよ。丁度この時は中国に滞在していて、JLCの中国サイトで発注して受け取りが可能だったよ。

中国にいると試作費用がホントに安くできるし、期間も短くできてとっても最高なんだよね。例えばJLCさんで基板注文すると5-10枚の基板を500円で注文したものが3日で受け取れるからホントに試作が捗るよ。部品もTaobaoからなんでも調達できるから、メイカーにとっては天国みたいなところだよ。

この基板も始めはBOOTHで販売する予定は無かったんだけど、Xでの反応を見ているとカラーシルク基板への期待値が高そうだったから、みんなにも実際に手に取ってもらいたくてBOOTHで販売することにしたよ。

カラーシルク印刷サービスは2023年12月時点では中国国内限定のサービスだけど、グローバルに展開されることは確実っぽくて、噂では2024年にグローバル展開されるみたいだよ。

2024年はBOOTH以外の販売チャネルで販売するかも?

スタックチャン用の基板を作った

スタックチャンの存在はずっと知っていたけど、中々自分のスタックチャンを作れずにいたから、作ってみようかなって思って作り始めたよ。ボクは光り物 (NeoPixel) が好きだから、とりあえず耳をつけて光らせてみようかなっていう単純な発想から基板を作り始めたよ。

名前がNEKOじゃなくてNECOなのはM5Stackさんが作ったNeco Unitに合わせているからだよ。パスコンを省略したNeoPixel周りの回路もNeco Unitを参考にしているよ。

最初の試作基板はいつもの勢いで作った基板だから、取り付け方法を全く考えていなくて、M-BUSに装着しているだけだよ。今は、ちょっと改良してcore2にスタックできるモジュールの形で仕上げようとしているよ。最終的にはcore2と既存のスタックチャンケースの間に簡単に挟み込めるようになるはずだよ。あと、I2SかPDMマイクも基板に実装できるといいね。

まとめ

とにかく今までやったことないことに挑戦した半年だったよ。回路設計、基板設計、メカ設計、BOOTHでの販売とかね。でも、とにかくやってみればなんとかなるってことが分かったよ。色々考えて悩むよりも手を動かした方がいいことは確実だね。
あと、改めて半年間でやったことを見てみると、マクロパッド以外は全てM5Stack関連だね。すごく細かく言えばArduino UNO R4触ったりもしたけど、大きな流れで見るとやっぱりM5Stackの存在が大きいよね。それだけ魅力的なハードってことなのかな。

2023年は勢いだけでとにかくやりたいことやってきたところがあるから、2024年はもう少し計画的にやりたいかな。2024年にやりたいことはまた別の機会にまとめるけど、少なくとも活動を継続するためにも事業としてうまく回せる方法を考えたいよね。あとはカワイイものたくさん作れるといいな!

2024年もみんなたくさんもの作ろう!
じゃあ、またね!

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