セルフチェックとセルフマネジメント【2022/06/18】
労災対策で大事だと思っているコトについてのお話。
林業の労働災害対策の一つとして毎日の自分の体とメンタル、モチベーションのセルフチェックが意外と効果的なのではないかと思っています。
林業は労働災害が多い職種ですが、その原因はハチ刺されや他人の不注意など本人にとっては不可抗力なものもありますが、基本的に労災の原因は本人の不注意や、やってはいけないことをしてしまったというものがほとんどだと思います。
怪我をしたい人はいません。なのに自ら危険を招く状況に自ら追いやってしまいます。なぜでしょう?(劣悪な企業体制、労働環境であるパターンはまた別の話なのでここでは置いておきます)
今一緒に仕事をしている現場の方々を見ていると朝、体調がよくなさそうとか、機嫌が悪そうだとか、午後になって明らかに集中が切れてるな、と分かることがあります。
ですが、本人達はそのままいつも通りに現場に向かいます。それはそれでプロだなというとり方もあるかもしれませんが、少々危なっかしくも見えます。(不機嫌な人が重機を扱っていると恐怖でしかありません)
仕事に向けて万全な状態をつくってくることも大切ですが、今状態に合わせて仕事のやり方、強度を変えることもテクニックとして必要です。時には体調に合わせてサボるという選択肢を持っておくことも必要になると思います。
しかし、見ていると自分の体調を把握できていないこと、そしてその体調に合わせた選択肢を持てていない方が多いなという印象です。
その対策の第一歩として今日の自分の状態を自分で把握する習慣をつける事が大事だど思った今日このごろでございます。
体調はいい?悪い?
体は重い?軽い?
イライラしてる?してない?
なんか気になること、悩みある?ない?
仕事のモチベーションあり?なし?
自分のことは分かっているようで、分かっていないものです。