確定拠出年金は外国株式100%にしました
鋭意投資勉強中、新社会人投資家のケンキです。
近年導入する企業が増えているという確定拠出年金(DC年金)。
私の所属する企業でも確定拠出年金が導入されており、運用する金融商品を選択しなければなりませんでした。
確定拠出年金で選択できる金融商品
・国内債券型
国内の債券を扱う投資信託
・国内株式型
国内の株式を扱う投資信託
・外国債券型
外国の債券を扱う投資信託
・外国株式型
外国の債券を扱う投資信託
・バランス型
上記4つを特定の割合で組み入れて運用する投資信託
・元本確保型
定期預金や保険会社の積み立て型年金商品など、元本を割ることがない金融商品。
の6つを選ぶことができます。
元本確保型の商品を除いて、一般的にリスクは
国内債券<外国債券<国内株式<外国株式となり、リターンもリスクにともなって大きくなります。
選んだのは外国株式でした
そんな金融商品の中から私が選んだのは、
外国株式、その中でもMSCI-KOKUSAI指数という先進国株式のインデックス指数に連動する投資信託
それも掛け金の100%を全て(!)投資することにしました。
「MSCI-KOKUSAIインデックス」とは?
MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が提供する世界の株式を対象とした指数、MSCI All Country World Index (ACWI:アクイ)から、新興国と日本を除外したものがMSCI-KOKUSAIインデックス(MSCIコクサイ指数)です。
また、MSCI World Index (MSCI先進国株指数)から日本を除いたインデックスでもあります。この指数は1986年3月31日に算出が開始されてから30年の実績のある指数で、多くの投資家によって日本を除く先進国株式投資の物差し(ベンチマーク)として使われています。
(楽天証券:学ぼう!「MSCI-KOKUSAIインデックス」の魅力)
理由は
外国株式100%とリスキーに思える選択を選んだ理由は大きく二つあります。
1. 60歳の受け取りまで30年以上の期間があること
株式は積み立て投資を長期で行えば行うほど、元本割れのリスクが減っていくことが統計上証明されています。
受け取り年齢が近づいてきた時にもなお100%株式に投資していたら愚の骨頂です。でも今の段階で全くリスクをとらず定期預金などの元本確保型商品に手を出すのはもっと愚かです。確定拠出年金は運用益に対して非課税であるのが強みなのにその強みを全く生かすことができないからです。
あと月々数万円にすぎない掛金を今の段階から細かく資産配分して投資を行う必要性を感じませんでした。2つ目の理由にも絡みますが、もちろんこれはリバランスをすることを考えた上で、現在の選択肢として外国株式100%を選択しています。
2. 確定拠出年金は簡単にリバランスを行うことができる
確定拠出年金は1度投資をしてしまうと投資枠を消費してしまうつみたてNISAとは違い、デメリットなしで運用サイトから簡単にリバランスを行うことができます。コロナショックで株が割安となっている今、掛金の100%を株式に投資して、市場や自分の年齢を考慮しながら徐々に債券や定期預金へリバランスしていくことを考えています。(当面は外国株式100%からは変えませんが・・・)
ちなみにアクティブファンドではなく、インデックスファンドを選んだのは信託報酬が安く、かつほとんどのアクティブファンドがインデックスファンドに負けるという投資の主流の考え方に則ったものです。
終わりに
社会人開始がコロナショックと重なり、不幸だったと感じることは多いですが、こと資産運用に関してはコロナショックが起こってから始めることができて不幸中の幸いだったと思います(去年から社会人だったら今頃大損をブッこいていたはず)。このチャンスを生かしきれるように、外国株式インデックスファンドと共に長い長い将来への資産運用の道を歩み始めていきたいと思います。
※投資はリスクなどをしっかりと理解した上で自己責任で行いましょう