愛はどうやら3年で終わるらしい
愛はどうやら3年で終わるらしい。
でも友情は50年、100年成立する可能性があるんだって。
だからと言って、長く続く方が貴重で大切なものなのかと聞かれると、それはまた別問題だと思う。
儚さが美しさになることもある。
桜とか、青春とか、雪とかいろいろ。
恋愛に儚い美しさを求めるかどうかは人によるけれど、儚く散るかもと思いながら、それでも誰かを好きになってしまうのって、それこそが美しいじゃないか、と思ったり。
そんなことは置いといて、
人は夢中になっている相手の写真を見たとき、疑いを持ったり、批判をしたりする機能が全てシャットダウンするんだって。
面白すぎる。
恐れとか、ネガティブな感情をコントロールする部分もスイッチオフになるんだって。
そりゃあ、恋は盲目だ。
恋をしたら、ドーパミンが出るってよく言うけれど、
そのドーパミンがコカインとかのドラッグくらいの効果を発揮するらしい。
その副作用として、食欲や気分に作用するセロトニンが減少するんだけど、
その減少レベルは、強迫性障害と同じくらいにもなるんだって。
そりゃあ、恋愛中は幸せと不安とで大波になるわけだね。
恋は盲目だ、的な話を並べてしまったけれど、
恋は盲目っていうより、盲目が恋なんだと思う。
誰かをものすごく好きになるには、盲目じゃなきゃ無理だよ、と思う。
私だけかな、何か引っかかる部分が生まれると、
これまでその人を好きだっていう気持ちだけで覆いかぶさって、見えなかった、「少し気になるな」な部分が芋ずる式に見えてきて、だめだ。
だから知りすぎたら良くないし、距離感が大事だし。
ある程度、都合が悪い時には眼鏡をはずして、少し世界をピンボケさせることも必要だと思う。
でもそれは本当に愛なのかと聞かれたら、私にはわからないね。
もちろん、逃げちゃいけない壁もあるんだろうし。