コンヤにある考古学博物館で、勉強について思ったこと
同じ古代ローマの彫刻でも、地域によってこんなにも表情が違うんだ!ってびっくりした。エフェスに比べて、どの顔も疲れている、ような気がする。少し考えてみれば古代ローマは都市が乱立していたから、芸術の方向性が違うというのは大いにあり得る。
この時代の芸術の地域性なんて、世界史の教科書にも資料集にも書かれてなかったけど、私にとってはこういう情報のほうが楽しいし面白い。
受験世界史。あの頃は苦痛でしかなかった。
受験勉強って、「勉強」を「日常」から遠ざけてしまっていると思う。用もないのにただの情報の羅列を頭に叩き込まなきゃいけないなんて、ロボットでもないのに。
AIと人間の違いは何か、ってよくある問いだけど、そのうちの一つは「知的好奇心」だと思う。「もっと知りたい・学びたい」という自発的な感情。
別に私みたいに受験世界史をやっていなくたって、興味がある時に、一人ひとりが、自発的に、ネットでも本でも読みながら、学んでいけばいいんだ。
勉強。それは、どんな人にもある、いつどんなときにも転がっている、クエストなんだと思う。
それを活かすどうかは、自分次第の
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