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人生観
「人生は感情」だと私は思う。
色んなことに様々な感情を「抱く」若しくは「ぶつける」などして一生に彩りを与えていく。そうしてできた、結果としての人生だと私は考える。
人生というのは現在を起点として、過去と未来に区分される。過去は不変かつ不可逆的であるため、そこまでを一旦「人生」とする。そして未来という変幻自在の化け物を飼い慣らす術が現在にある。
例えば、社長になりたい人がいる。社長になるには今、社長になるための何かをしなくてはならない。人によってそれが楽しかったり、苦しかったりする。
もしかしたら結果的に社長になれないかもしれない。未来を飼い慣らせなかったかもしれない。それでも、そこには良いも悪いもなく、悔しさが滲む。諦観、反発が滲む。
「人生」という言葉は重たい。ずっしりとした言葉の重みを感じてしまう。ただ漫然と事実のみを食べて生きていれば、その言葉によって私たちの人生は簡単に押し潰されてしまう。
そうならないための感情だと思う。事実に対して、色んな感情を抱き、思いの丈をぶつける。そうすることで、人生という言葉と、実際の私たちの人生は均衡を保つことができる。感情なくして人生とはいえない。だから私は「人生は感情」だと考える。