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日本との違いを感じたハナシ

こんばんは、umiです☕️
ご無沙汰しちゃいましたね、季節の変わり目で体調を崩しやすくなる時期です。この文字を読んでくれている方々が穏やかで心地よい空間でお過ごしのこと願います。なんか見出し文になっちった。

最近のことをここに記しておこうと思って久しぶりにログインしました。



あなたは何をしている人?

私はECE (Early Childhood Educatorの略名) としてこの West Coast エリアでジョブオファーをもらいながら働いており、今月で1年になります。日本でいう保育士です👶🏻 (保育士歴は日本での勤務も合わせると今月で6年に。)

入社した時からToddler Classの担任をしていて、子どもたちに毎日遊んでもらっている日々です。

こちらでの保育はなかなか興味深く、ノースアメリカの保育のあり方も勉強になっています。私が興味深かったことを少し紹介してみます。日本との働き方の違いは様々な記事やブログでたくさんの情報が既出していますのであくまで私個人的な所感を(あくまで主観)

ケース: 仲裁の方法が新しい(私にとって)

子供同士がなんらかの出来事が原因で1vs1でトラブルに。例えばAくんがBくんの使いたかったブロックを横取りしたとして、、

私が日本にいた時はほぼそのAを呼び、どうしてこうなったのか理由を聞き出すことが多かったように感じます。「どうしてOOしちゃったのかな?」「何があったか話してくれるかな、Bくんは泣いているよ」
→そしてその後子どもAに共感するまでがセット→Bに謝る
もちろんこの一連の流れをカナダで見かけることもあります。

そして日本だと
A:ごめんね → B:いいよ、もうしないでね。
と子どもがすんなり言い解決パターンが多いように感じました。

しかしこちら私がやったことのない道筋で子どもの仲裁をしている場面を見かけたので共有します。

同じケースで教師はBを呼びます。そしてその子の悲しみに共感します。ここで教師は辛かったね、泣いていいよ。Let it goと
そして涙を拭いて嫌だったことを加害者に伝えなきゃと話します。言葉にして「I don't you like it.」をしっかり伝えるんだと言うことを徹底していたように見えました。泣いたっていい、けどそれが嫌だったことを伝えなきゃ
と話す姿が私にとってはとても新鮮でした。

もちろんそのやり取り中教師はただみているだけではなく、ここでBがI don't like it を言った後、教師は、Aにその子は嫌なんだよ。君はその子を傷つけたんだよ。と憮然とした態度で言い放つ姿もとても印象的でした。

まとめると。。。

日本
教師:Aに話を聞く→よくないことだったと言う
A:ごめんね → B:いいよ、もうしないでね。

カナダ
B:嫌だった! → A:...。(ここですぐごめんと言える子は0に等しいです、それも日本との子ども違いを大きく感じました)
教師:(Aに向けて)君はBを傷つけたんだよ。Bはいやなんだよ。

何が言いたいかというと
協調性が重んじられる日本側の対応だとなかなか辛かった方が ”自分がどう感じる” を主張する機会が少なかったように感じました。言いたいことを言えずに泣き寝入りし心にため混んでしまう。。この経験は私自身もたくさんあったように思います。

カナダでの教育で好きなところは
自分の意見を主張する→相手の主張を聞く👂→お互いの意見を尊重し合う🤝

「これはあなたの気持ち、でも私はこう思う」
理解するけど違ってもいいと言う概念があるから成立するのかとは思うけど。でもこれができると自分の意見をしっかり持って考えながら話すことができる子に育つのだなとも感じます。


この経験は私にとっては新しく考えさせられ、素敵だと感じました。
長くなっちゃったので今日は一個だけにしようかな。


私のこゝろは何処へ

はまた次の記事で!

See ya

Umi





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