大きなイベントでも大切にする思い
夏前からずっと意識していた大きなイベントが昨日終わった。
自分にとっては今までで一番規模が大きくコーヒーの提供方法にも数日前まで悩んでいた。
テイクアウトカップにしようか
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ゴミを出したくないからリユーザブルカップにしたい
たくさんの人に届けられるように水出しアイスコーヒーを出すか
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待たせても自分が淹れたアイスコーヒーを出したい
大きな看板を作るか
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会場マップがあるし、飲みたいと思ったら来てくれるはず
相反する思いにずっと葛藤していたけど、友人の手紙「自分の "大切" 大切にして。 抗わずにそのまま。」というメッセージが響いて、どんなにイベントが大きくなろうが、自分がずっと大切にしているSlow Small Simpleは大切にしようと決めた。
テイクアウトカップは家にある数個だけ用意して、あとは落としても割れないリユーザブルカップを用意した。
コーヒー屋さんの友人にお手伝いをお願いした。
以前も一度お手伝いをお願いしたことがあり、私より年上で、意識が行き届かない部分に気づいて補ってくれる。
友人のサポートもあるので、普段と同じようにすべてのコーヒーを心を込めてハンドドリップでご提供しようと決めた。
たくさん来られても対応しきれないから、看板はつくらないことにした。
昨日は友人がいなかったらキャパオーバーで干からびていたと思う。
有難いことに注文が止まることがほぼなく、普段より倍の量のコーヒー豆を用意したものの、ほぼ完売となった。
自分は集中力が切れると豆を落としたり、お湯を自分にかけて火傷したりと、良くないことが起きてしまうから、
昨日は友人がお湯を沸かすこと、豆を挽くこと、代金の授受、お客様へのお声掛け、水や氷の買い出し、洗い物等をしてくれたお陰で、私は淹れることに最後まで集中することができた。
途中お腹が空いてきたときもお店番をしてくれて一息つくことができたし、テイクアウトカップのゴミも出ず、"大切" を大切にできた。
ご提供に時間がかかってしまったけど、お客さんのやわらかな笑顔はじける笑顔をたくさん見ることができて本当に嬉しかった。
今日は気が抜けたのか一気に体調を崩してしまった。
これからは休むことも大切にしていきたい。
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