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あえて今、トルコ留学をふりかえる。-その1-

昨日に引き続きこんにちは、セイセンです。
トルコ留学シリーズ前回はこちらからどうぞ。


導かれるようにしてトルコ行きを決意し、
煩わしい書類のやりとりも乗り越えて、
ついに出発。

思い返すと初日から数日間は結構なサバイバル。

まずイスタンブルの空港から寮に向かうためにタクシーを捕まえる必要がありました。
空港の流しのタクシーはぼったくりだから乗ってはいけないという前情報から配車アプリを使ってなんとか確保したものの、やたらと乗る時に急かしてくる運転手。
忘れていたけれどここはトルコ、当たり前に英語はほとんど通じず。
よくわからないまま空港を出発すると、運転手が翻訳アプリを使って何か私に伝えようとしています。

「あなたは私と警察に行くかもしれません」

?!?!?!?!?!

やべえ。
このおじさんは逃走中の犯罪者?追われてるの?
じゃあなんでタクシーの運転手してるの??

警察の2文字にビビり散らかしましたが、
実際には空港で配車アプリを使ってはいけないというルールがあるらしく、
警察が取り締まっているため止められるかもしれないということを伝えたかったようでした。

そんなルールあるなんて知らなかったよ、おじさんごめんね。

ルールを知っているにも関わらず果敢に私を迎えにきてくれた心優しきおじに犯罪者の濡れ衣を着せてしまうところでした。

最終的にめちゃ私の幸せ祈ってくれた優しいタクシーおじ

無事寮に到着。
相変わらず英語は通じないけどチェックインも完了。
さっそくWi-Fiを繋げようとすると、学生証が必要なことが発覚。

学生証は大学に各自取りに行くかたちだったので、この時はまだ手元になく。
移動で疲れてるし、1日くらいなんとかなるだろうと思いその日はとりあえず寝ました。

翌日、学生証を受け取りに意気揚々とキャンパスに向かう。
担当の人に受け取りに来たことを伝えると、
「(私の名前)ね、ちょっとシステムの不具合で学生証まだできてないんだよね😅」

おーーーーーーーーい!!!

でもね、そうだよね。そういうこともあるよね。

学生証がないと、
Wi-Fiも使えないし
学食も食べれないし
なんなら大学構内に入るのにもいちいちパスポート渡さないといけないけど
不具合だもん、待つしかないよね。

ちなみにこの時の私がなぜWi-Fiに固執していたかといいますと、
まだトルコのSIMカードを買えていなかったためにインターネットへの
アクセスがゼロだったんですよね。

だから空港のWi-Fiを使って母に連絡したきり、
その後メッセージを送ることも確認することもできず。
ようやく大学近くのカフェのWi-FiにつなげてLINEを確認すると、
普段ドライな母親から鬼電かかってきてました。

そんなわけでこのままじゃいかんと決死の思いでSIMカードを買いに行きました。
大学近くで買えたはずなのになぜか1時間くらい歩き、
トルコ語もSIMカードの相場も分からないために法外な値段を支払い、
半べそをかきながらネットへのアクセスを手に入れたというわけです。

このあと同じタイミングで来ていた留学生たちや、
もともと滞在している日本人の子たちに出会い、
私のトルコ生活はより快適なものになっていきます。


今回はここで一旦区切りにして、
次回は今回のエピソードが可愛く思えるほどの
大波乱について書いていきたいと思います!

暖かくなったり寒くなったり
季節の変わり目真っ只中ですが
毎日変わりなく元気に過ごせますように。

セイセン







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