アニメ感想・かつて魔法少女と悪は敵対していた5話「我々は敵対している」
※この先の原作に関するネタバレを含みます
まほあくアニメ5話は、なんと魔法少女・白夜が悪の組織に捕まってしまう!
だからといって全くシリアスではないんですけどね(笑)
それにしても、アニメスタッフには賞賛の拍手です。
あの4コマから風景描写を上手く取り入れて映像化していて、素晴らしいの一言に尽きます。
特に冒頭、御使い(猫)が白夜を語るシーンは、白夜が苦手な雨と雷を描き、彼女の諦める姿勢をマイナスに助長していました。
作品にのめり込む演出に感嘆です。
ここあ先生見てますか?
先生が存命だったらすごく喜んでいただろうなと悔やまれます。
部下たちは参謀・ミラの役に立つため、嬉々として白夜を捉えた報告を。
即座に邪魔な部下たちを退治するミラ。
首スパーンされた部下たちが心配。え、死んでないよね?漫画的演出だよね?御使い(猫)も生き返ったし。
監視カメラが光る地下牢で、宿敵相手にいつものような失態はできないと気を引き締めるミラですが、純度100%の白夜の表情と言葉に何度もK.O.されかけます。
敵に捕まっている状況でも、白夜は参謀さんの迷惑になることを気にかけ逃げることなど考えません。
大抵のことに強く抗うことはない。最初から諦めがち。
冒頭の御使い(猫)モノローグがより印象的になります。
トイレを我慢していた白夜。
湧き上がる激情を抑えるミラ。私は変態か?と。
原作2巻の折り返し作者コメントで、ミラが変態とピュアで感想が二分されてるそうです。
初恋で初めての感情に翻弄されてるので、まあピュアかなと思います。
変態なのは、いぬぼくのミケと野ばらちゃん、蜻蛉レベルですね。
拷問を好まないフォーマルハウトが来た!救世主!
ボールではなくスイカ拾ってきてるけど、それスイカ泥棒では?
しかし救世主は、ミラが白夜を捕らえてお楽しみ中だと納得して邪魔しないよう去ってしまった…(笑)
フォーマルハウトはミラの監視を命じられてるはずなのに。ミラが魔法少女と親密になって油断させようとしていると、まったく疑ってないのが面白いです。
監視カメラの映像そんな簡単に遮断できるんですね?
くすぐられて声を上げる白夜。
音声だけだといけないものを見ている気分になりますね…(巻き戻しました)
映画を鑑賞(違)する部下たちがいるモニター室にベラトリックスが!
淑女とされる女性でしかも幹部にこんなところ見られては部下たちは動揺必死。
くすぐられ、酸欠で気を失った白夜を家まで運び介抱するミラ。
これ、部下たちにどういう言い訳したんでしょう。
今度捕まったら助けられないと告げるミラに、その時は覚悟しますと返す白夜。
違うよ〜諦めちゃダメだよ〜!
ミラは白夜を傷つけたくないから捕まってほしくないし、もっと自分を大切にして自分の願いを主張してほしいんだよ。
呆れられた、のセリフはカットされましたが充分伝わる描写でしたね。
本当に帰るよのくだりは、孤児院育ちで自分の気持ちを押し込めるクセがついた白夜に、自分から望むよう優しく促していて好きです。
帰ったら嫌だと、そばにいてほしいと涙する白夜に、ミラは優しく笑んで。
部屋の中で寄り添い合う2人は、敵対してるようには見えません。
敵対するつもりなんて1ミリもないのがもー!たまりません。尊い関係性です。
エンディング終わりは、御使い(鳥)が登場!
CVは緑川さん!
そういえば御使いの名前なんだっけとクレジット見たら、猫と鳥で区別されていて笑いました。
御使い(鳥)が導く第2の魔法少女が登場、というところで5話は終わります。ここまでで原作1巻が終了。
来週は火花の登場ですね。
すごくはっちゃけた、というか、ネジのぶっ飛び具合がすごい子なのでどうなるのか…
予告見た感じ、火花の変身シーンもありそうでワクワク!
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