アニメ感想・かつて魔法少女と悪は敵対していた1話「殺し愛(あ)わない」
妖狐×SS作者の藤原ここあ先生、最後の作品。
かつて魔法少女と悪は敵対していた、通称「まほあく」が10年の時を経てアニメで放送されました👏✨
おめでとうございます🎊
こちらの作品を連載中に、ここあ先生は逝去されました。
当時、突然の訃報にショックが大きく、ボロ泣きしました…
原作が未完なので、コミックスが発売されただけでも御の字と思ってましたが、こうしてアニメで動いている白夜とミラたちを見れて嬉しいです。
6月には妖狐×SS、通称いぬぼくの展覧会も開催されましたし、そのパンフレット掲載のキャストメッセージの中で、野ばらちゃん役の日笠さんがアニメ2期を待機していると言っていて、いぬぼくもアニメ続編を期待していいのかなって。
キャストの方が演じたいと思っていることが何よりも希望です。
★★★★★
感想
※アニメより先の原作ネタバレも含みます
まほあくアニメ1話でまず驚いたのは、魔法少女の変身シーンがあること!
白夜がコンビニで働いているシーンから、原作では省略された変身シーンをたっぷり綺麗に描いてくれました。
これは悪の参謀・ミラもアンコールしちゃいますよね。
私も録画を巻き戻しました。
女の子の憧れを象徴したような魔法少女なのに、白夜は真顔。それが可愛い。
悪の組織が人類侵略を始めたのはこれが最初なのでしょうか。突然の大きな竜と吐かれる青い炎に逃げ惑う人々の姿が描かれました。
参謀さんが白夜に一目惚れするシーン、メガネが割れる演出3カメで、背景の観覧車もハートのイルミネーションになってて面白かった。
悪の幹部たちが勢揃いする会議がここで挟まれるんですね。
10分仕様のアニメで原作は3巻分ですし、ところどころ端折られるのでしょうか。
それとも変身シーンのように、アニメオリジナルが入り、幹部たちの魅力を引き出してくれるのか、楽しみです。
とにかく作画が綺麗〜!
白夜と参謀さんがお茶をしたりお話したり、キャラクターだけでなく背景まで優しい雰囲気が表現されています。
ここあ先生の原作の世界観を壊すことなく、むしろ昇華していて感無量です。
初めて恋をしてしまった悪の参謀、可愛いですね。好きな子には全力で尽くしてしまうタイプ。
魔法少女の契約を持ちかけた猫の御使いは、可愛らしい容姿とは裏腹に地上げ屋とグルになる黒。むしろこっちが悪では?
そして声が三木さん!!
この猫が人間の姿になるとイケメンですしね。でもまどマギのキュゥべえを想起すると違和感がすごい。
お金がないから魔法少女を引き受ける白夜、世知辛い。
それにしても労働で忙しくて1週間も食事してないのに、お胸が育ってるの不思議。栄養もカロリーも充分に摂取できてないのに。
参謀さん、スイーツもいいけどもっと三食の主食お土産に持ってきてあげて。
米贈ってましたけど、おかずもほしい笑
エンディングが白夜と参謀さんのデュエット!
いぬぼくの時もキャラソンだったので、ここあ先生の作品だと定番なのでしょうか。
デュエットって素敵。いぬぼくの反ばらの「太陽と月」は名曲。
Blu-rayが全2巻で各15000円超え?
CMビックリして二度見した。
10分尺のアニメで、値段が舞台やライブのBlu-rayと同じ価格ってすごいですね。
10分足らずで終わってしまうのは寂しいですが、ここあ先生の作品を毎週視聴できるのはワクワクします。
ありがとうございます!
続き
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