(5)弱さとは罪か?
1‘
お酒も進み、何事もなく時間が過ぎて…いたと思っていた。
美彩「〇〇さぁ〜?今日の最後らへん何してた?」
〇「何って…道がわからなくなったから人に聞いて…」
美彩「男?女?」
〇「じ…女性です…」
2‘
美彩「しかも楽しそうに話しながら歩いてたよね?」
〇「そんなことは…」
美彩「美彩の知り合いが見たって言うんだよね〜」
〇「その女性に駅まで道案内してもらってただけですよ…」
3‘
美彩「でもさ?美彩、いつも言ってるよね?女性と話す時は連絡してって」
〇「でも…」
美彩「でもじゃないでしょ?」
〇「ごめんなさい…」
美彩「はぁ…そんなに“私“の言うことが聞けないなら別れる?」
4‘
〇「っ!ごめんなさい!それだけは!お願い!僕は美彩さんに捨てられたらい生きてけない!!」
美彩の足元に縋る〇〇。
過去のトラウマで〇〇は美彩に捨てられることを恐れている。
美彩「でも約束を守ってくれない〇〇が悪いんでしょ?」
5‘
〇「なんでもします!だから捨てないで!」
美彩「ならわかるよね?」
〇「はい…」
そういうと服を脱ぎ出す〇〇。
6‘
全て脱ぎ終わると、美彩の前にお尻を向けて
四つん這いになる〇〇。
美彩「じゃあちゃんとわかるまで一から教えないとね?」
“パチン!”
〇「ひっ!」
7‘
美彩「1人で出歩く時は?」
“パチン!”
〇「っ!み、美彩さんに必ず連絡しますぅ!」
美彩「女と話す時は?」
“パチン!!”
8‘
〇「ぅっ!1、1分以上は禁止…ただし買い物などの会話は許可する…です」
美彩「外でどんなことをする時も?」
“パチン!!!”
〇「ぁっ!逐一連絡して指示を仰ぐです…」
9‘
何度もお尻を叩かれて、真っ赤になっている。
美彩「これからはちゃんと約束守ってくれるよね?」
〇「はい、守ります」
美彩「うん、いい子だね💕」
10‘
今度は頭を撫でる。
〇「ちゃんといい子にするので別れないでくれますか…」
美彩「もちろんだよ、いっぱい叩いちゃってごめんね?今日はいっぱいくっついて寝よっか?」
〇「はい!」
11‘
〜〜〜〜〜
12‘
“チュンチュン”
〇「うぅ…ん」
ん…朝か…
隣を見ると僕を抱きしめながら寝ている美彩さんがいる。
朝ご飯作らないと…
13‘
〇「…(心:そっと〜…起こさないように…)」
ゆっくりと美彩の腕の中から抜け出そうとする〇〇。
美彩「…どこに行くの?」
“ぎゅっ”
〇「起こしちゃいました?」
14‘
美彩「ううん、ちょうど起きたの、それでどこに行こうとしたの?」
〇「美彩さんが起きる前に朝食を作ろっかなって」
美彩「もう少しゆっくりしたら?」
〇「でも…」
美彩「いいから」
“ちゅっ、ちゅっ”
15‘
〇「んっ…んぅ」
啄むようにキスを何度もされる〇〇。
美彩「まだゆっくりしよう?」
〇「…はい///」
16‘
2人は結局、午後になってやっと
ご飯を食べたようだった。
〇〇はこんな生活が一変するとは
思ってもいなかった。
17‘
To be continued
18‘
この作品はフィクションです。
実際の団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。