(7)ザンビ〜if〜
1‘
今日は拠点の人口が増えた為、ななちゃん、一実さん、
楓ちゃんと物資確保にまだ未開拓のエリア(西地区の住宅地)に来ていた。
今回確保しておきたい物資はガソリン・灯油、あとは発電機だ。
ガソリンや灯油は車・チェンソー・ヒーター
発電機を起動させるために使う。
2‘
学園にある発電機はかなり大きい部類の発電機で
バッテリーが死んでいる為、それを復活させないことには
学園の発電機が使えない。
しかも学園にある発電機のバッテリーはかなり特殊で
3‘
代わりのバッテリーを探す方が大変な為、
別の発電機を探した方が早い。
それにしても全然見つからない。
発電機は簡単には見つからないと思っていたが、
ガソリンや灯油がこんなにも見つからないと思わなかった。
4‘
やっぱり考えることはみんな一緒か?
一実「どうしたの?」
⚪︎「いえ、こうも見つからないと思わなくて」
楓「あっ!あそこの家、発電機ありそう!」
5‘
七瀬「ほんまやな〜、欧米風の家や!」
⚪︎「行こう!」
僕達は欧米風の家に入る。
“ガチャ”
6‘
⚪︎「お邪魔します…」
まずはザンビがいないか確認する。
僕と楓ちゃんで1階、ななちゃんと一実さんで2階を探索する。
ー1階ー
⚪︎「なんかあった?」
7‘
楓「うん、生理用品と日用品、懐中電灯」
⚪︎「懐中電灯はいいね!おっ、こっちにはカップ麺の箱があるよ!」
楓「カップ…スター?」
⚪︎「美味しそうだね!」
8‘
ー2階ー
一実「なぁちゃん、何かあった?」
七瀬「ん?まだなんもあらへんよ?」
一実「こっちはカセットボンベがあったよ!」
七瀬「やったやん!こっちは…っ!…くくくっ、こっちにもいいもんあったで!」
9‘
七瀬はベッドの枕元で何かを見つけたようだ。
2階ではこれ以上役に立ちそうな物はなそうな為、下に降りる2人。
ー1階ー
⚪︎「あ、2人は何かあった?」
10‘
一実「カセットボンベが3本あったよ!」
⚪︎「丁度ガスコンロのボンベがなくなっていたので助かりますね!」
七瀬「ななもいいもん、見つけたで!ほい!」
そう言って、七瀬が出したのは、
避妊には必須のアイテムである【コンドーム】だった。
11‘
七瀬「子作りは早いって言うから、これを使ってななとエッチしよな?」
一実「な、な、なぁちゃん!?///」
楓「何言ってんの…」
いつも通りの七瀬に呆れる楓と赤面してる一実
12‘
⚪︎「使いましょう!!」
七瀬「えっ!ほんまに!?嬉しい💕早速上の寝室で💕」
一実「えええええええええ?!!?!?!?」
⚪︎「ん?そんなに驚いてどうしたんですか?」
13‘
楓「使いましょうって…何に?」
そう言って〇〇を怪しい目で見つめる楓。
⚪︎「……違う!!そういう意味じゃないよ!?」
七瀬「ななはそういう意味でもええで?」
14‘
⚪︎「違います!これは銃の先端に被せておくことで、雨の日に泥や水が入りにくくするんです!我々では軽いメンテナンスしかできないですからね」
一実「そうなんだ、よかった///」
〇〇はバッグに数箱のコンドームとカセットボンベをしまう。
七瀬「ななは〇〇の銃の先端に付けたいんやけどな〜」
15‘
楓「これだけじゃ帰るには少し少ないね」
一実「2階から見えたんだけど、2軒隣の庭に発電機みたいなものが見えたんだ」
⚪︎「本当ですか!行ってみましょう!」
七瀬「…ななは無視なん?」
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〜〜〜〜〜
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⚪︎「ありましたね!」
楓「あとは使えるか確かめたいところだけど…」
七瀬「流石にここでエンジンかけるのはまずいやんな」
一実「台車に乗せて、持ち帰るしかないね」
18‘
⚪︎「一応、この家も探索して帰りましょう」
楓「そうですね」
一実「そうだね!」
七瀬「賛成や!」
4人は家を探索したのち、発電機を持って帰路についた。
19‘
To be continued
20‘
この作品はフィクションです。
実在の人物や団体などとは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品内での表現・行動なので実際に行っても、
一切の責任は取りかねますのでご了承ください。
ありがとう!