(3)人外にモテすぎる僕
1‘
僕は誰かに呼ばれて、資料保管室にきた
遥香「きたわね」
○「あなたが僕を」
遥香「そうよ!」
○「え…っと君は…」
急に話しかけてきた女の子…
2‘
遥香「私は賀喜遥香!2年よ!それより…あんた…飛鳥さんのなに?」
○「ぼ、僕?ただの友達だけど…」
遥香「その割にはあんたから飛鳥さんの匂いがするのよ」
○「匂い?!す、するわけないでしょ!」
3‘
遥香「えっ?だって」クンクン
〇〇の匂いを嗅ぐ。
○「ちょっと!近い!」
遥香「やっぱりするじゃない!」
4‘
飛鳥「あなた達、なにやってんの?」
○「齋藤さん!」
遥香「飛鳥さん!なんでこいつから飛鳥さんの匂いがするんですか!!」
飛鳥「何でって…マーキングしたから」
5‘
○「マーキング…?」
遥香「こいつにマーキング…を?」
飛鳥「なに?だめなの?○○くんの血の匂いはすごいわよ?」
遥香「ゴクッ…飛鳥さんが言うほどですか?」
6‘
飛鳥「ええ」
○「あの〜」
飛鳥「どうしたの?」
○「齋藤さん達って…まさか」
遥香「吸血鬼よ」
○「On…」
7‘
なんと…齋藤さんと賀喜さんは亜人の吸血鬼らしい。
○「それで、マーキングとは?」
遥香「それは…」
飛鳥「吸血鬼にとって、他の吸血鬼に対して、これは私の“モノ“って意味よ」
8‘
○「それって…」
飛鳥「〇〇くんは私のって意味だよ?」
○「ふぁっ///」
飛鳥「あぁー…だめだ…可愛すぎる…遥香…」
遥香「はい♡」
9‘
“ガチャ”
遥香が資料保管室の鍵を閉めた。
○「ふ、2人とも?」
飛鳥「大丈夫、最初は痛いかもしれないけど、すぐ気持ち良くなるから💕」
遥香「まぁ、よく見たら可愛い顔してるから、可愛がってあげる💕」
10‘
ーーーーー
11‘
数十分後…
飛鳥「んぁっ💕最高…💕」
遥香「あへっ💕可愛い顔して、しゅごい💕」
※〇〇の血を吸っただけです。
○「やばい…貧血だ…」
12‘
“ガチャ”
〇〇は資料保管室の鍵を開ける。
○「このままじゃ、授業受けられない…保健室に行こう…」
保健室に向かう、〇〇。
13‘
〜〜〜〜〜
14‘
“コンコン”
○「失礼します…」
美彩「あら?〇〇くんじゃない、どうしたの?」
○「貧血で…」
美彩「ベッドで横になって」
15‘
○「はい」
“ガラガラ”
沙友理「あれ?〇〇くんやん!どないしたの?」
○「松村先生、貧血で」
沙友理「んー…クンクン…美彩…これって」
美彩「うん、吸血されてるね」
16‘
沙友理「〇〇くん!」
○「は、はい!」
沙友理「何があったか言うてみ?」
○「な、なんのことでしょうか…」
美彩「その首の噛み跡…吸血されたでしょ?」
17‘
○「なんでそれを…まさか…」
美彩「そうよ」
沙友理「うちらも亜人や」
○「ええ!?」
美彩「私は竜人族でドラゴンニュート」
18‘
沙友理「うちは人魚族のセイレーンだよ」
○「ふぇ…」
美彩「だから亜人のことはわかってるの、だから教えて?」
○「…吸血行為はダメんですか?」
19‘
沙友理「お互いの合意がない場合はね」
○「合意があれば大丈夫なんですか?」
美彩「合意ならね」
○「なら合意です…少し、吸われすぎちゃっただけです」
美彩「…わかったわ、それなら次の授業はなしね」
20‘
沙友理「そやな、うちが伝えとくわ」
○「よろしくお願いします」
ベッドに横になってすぐに寝る、〇〇。
美彩「やっぱり、あの人の子供ね」
何かを知ってる衛藤先生…
21‘
To be continued
ありがとう!