好きな子はキャバ嬢です
1‘
はぁ…今週も疲れたなぁ〜
それにしても今日はいい日だ
朝から遠藤さんを拝見できた。
遠藤さんとはお隣に住む女性で
2‘
僕が好きな人。
お仕事が夜勤帯なのか、朝にたまに会える。
初めて会ったのは去年の12月
一目惚れだった。
3‘
可愛らしく、小さな顔
華奢で、身長は意外と高い。
声も可愛らしい。
付き合いたい。
4‘
でも告白する勇気はない。
〇「はぁ〜」
同僚「なんだ〜?ため息か?」
〇「…はぁ」
同僚「いや!失礼か!人の顔見て、ため息って!」
5‘
〇「お隣さんに会いたい」
同僚「お隣さんって、遠藤さんだっけ?」
〇「うん」
同僚「告白したのか?」
〇「してないよ!」
6‘
同僚「なんで?」
〇「だって…」
同僚「意気地なしってことだな!」
〇「うっ…」
7‘
図星を突かれる〇〇。
同僚「てなわけで、今日は俺に付き合え」
〇「どういうわけだよ…まぁいいけどさぁ…」
同僚「じゃあ、今日は定時退社な!」
8‘
〇「それはいいけど、君は終わるの?」
同僚「…助けてくれよな」
〇「お昼終わったら、半分持ってきて」
同僚「助かる!」
9‘
〜〜〜〜〜
10‘
〇「って…行きたいお店って、キャバクラかよ」
同僚「可愛い子がたくさんいるんだよ〜!」
〇「君の奢りね」
同僚「そんぁあああ!」
〇「入るよ〜」
11‘
お店に入ると、席に案内される。
少しすると女性達が入ってくる。
真佑「どうも〜」
さくら「どうもです」
12‘
〇「えっ!(心:遠藤さん!?)」
さくら「ぁ…(心:お隣さんの…ど、どうしよう…)
同僚「なんだ?どうした?」
〇「な、なんでもないよ!」
13‘
〜〜〜〜〜
14‘
同僚「それでさぁ〜、こいつ、隣の女の子が可愛いって毎日のように言ってるわけ」
〇「お、おい!」
真佑「そうなんですかぁ〜?そんなに可愛いですか?」
〇「は、はい、可愛いです…(心:本人を前に…何これ、恥ずっ…)」
さくら「っ///(心:そんな事、思ってくれてたんだ…///)」
15‘
真佑「えぇ〜、その人と私、どっちが可愛いですかぁ〜💕?(心:そのお隣さんって、さくちゃんのことだよね?ふふ💕)」
〇「え、遠藤さんでしゅっ!ぁ…///」
真佑「えぇ〜💕残念💕」
さくら「…(心:可愛い…それに嬉しい💕)」
16‘
同僚「なんらぁ〜?俺をはぶいてなんの話だぁ〜」
すごく酔っ払ってる同僚。
〇「酔っ払いすぎだよ、すみません、今日は帰りますね?」
真佑「は〜い💕1番テーブルの設楽様、清宮様、おかえりで〜す💕」
17‘
さくら「外までお見送りさせていただきます」
〇「は、はい」
お店を出る、〇〇達。
さくら「今日はありがとうございました」
〇「い、いえ!この後も頑張ってください!」
18‘
さくら「はい、ありがとうございます!」
〇「では!」
同僚を連れて、帰ろうとする。
さくら「あの!清宮さん!」
〇「はい?」
19‘
さくら「今度、お外で会いませんか?」
〇「え…」
さくら「ダメですか…?」
〇「だ、ダメじゃないです!」
20‘
さくら「ふふ、今度お部屋にお伺いしますね?」
〇「はい!」
お店に戻る、さくら。
〇「……」
同僚「どぉしたぁ?」
21‘
〇「ひゃっほ〜い!!やったぁああ!」
同僚「うぉ!」
〇「ほら帰るよ!!」
同僚「ち、ちょっと」
後日、映画デートをした〇〇だった。
22‘
この作品はフィクションです。
実際の団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
ありがとう!