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みんなが狙ってるあの子は僕の愛する彼女

1‘

真佑「いらっしゃいませ〜」

可愛いなぁ

客1「真佑ちゃーん!コーヒーちょうだい!」

真佑「はーい!」

2‘

みんなが真佑ちゃんって呼ぶ。

あの子はこのお店の看板娘

みんながみんな、彼女のことを狙ってる。

〇「……(心:可愛いなぁ)」

3‘

男友1「真佑ちゃんは今日も可愛いよな〜」

男友2「だなぁ〜!!」

男友3「あ〜、あんな彼女が欲しい〜」

男友1「誰か誘ってみろよ〜」

4‘

男友3「お前がいけよ〜」

〇「譲り合うなら大人しくしてなよ」

男友2「〇〇は冷めてるなぁ〜!」

男友1「だから彼女いないんだぞ〜」

〇「…大きなお世話だよ」

5‘

まぁ確かに、あの子を誘えたら最高なんだろうな〜

とまぁ、他人事の様な事を考えている〇〇。

男友1「俺、誘ってみる!」

男友2「おっ!いけ!」

男友3「いいぞ!」

6‘

男友1「真佑ちゃんー!」

真佑を呼ぶ、男友1。

真佑「はーい!どうされましたぁ〜?」

男友1「今度の日曜日、デートしませんか!!」

7‘

真佑「デートですかぁ〜?」

顎に人差し指を添えると、考えるそぶりをして、

僕の方をチラッと見てくる。

男友1「はい!」

8‘

真佑「ごめんなさい、予定があるんですぅ〜」

男友1「そうですか…」

男友2「な、なら!再来週はどうですか!?」

真佑「ごめんなさい、休日は基本的に予定が入ってるんです〜」

男友2「はい…わかりました」

9‘

見事なまでに撃沈。

男友3「あれはきつそうだな…自信があったみたいだし」

〇「ふふっ」

真佑「皆さん、コーヒーのおかわりはいかがですか?」


10‘

男友3「もう帰るから大丈夫!」

男友2「そうだな」

男友1「帰るかぁ〜」

〇「僕は…」

チラッと真佑さんを見ると、いつもの目線を配られる。

11‘

〇「もう少しだけいない?」

男友達は少し考えると、了承してくれた。

だから全員分のコーヒーをおかわりして、

また談笑を再開する。

12‘

まぁ大学生の会話なんて、高校生となんらかわりない。

2回生の齋藤先輩が可愛いだとか、

3回生の生田先輩の胸がでかいだとか

本人には聞かせられないくらいのくだらない話。

13‘

僕は正直、どうでもいいな〜って思うけど、

まぁこの空気感は嫌いじゃないから

こっちに話が振られないように空気になりながら

話を聞いている。

14‘

1時間くらいして、そろそろ帰ろうかって話になる。

僕もそうだねって頷いて、お会計する為に

レジにみんなと向かう。

レジには真佑さんがいて、お会計をしてくれる。

15‘

友達がお金を出してると、真佑さんがアイコンタクトで

“もうすぐ上がりだから待ってて?”

僕もアイコンタクトで返す。

“わかったよ”

16‘

外に出ると、友達が

今日も真佑ちゃん可愛かったなぁ〜って言っていた。

いつもならなんとも思わないが、今日は少しだけ違った。

僕は店内に戻ると、みんなが見てる前で

17‘

真佑さんにキスをした。

真佑「〇〇くん!?」

〇「なんか急にバラしたくなっちゃいました、ダメですか?」

真佑「っ…ダメじゃないよぉ」

18‘

僕は真佑さんの言葉に気分をよくして、

店内いる真佑さん狙いのお客さんと、

外にいる友人に見せつけるように

また真佑さんにキスをした。

19‘

この作品はフィクションです。

実際の団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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