このBARには美女しかいない
1‘
⚪︎「ここか〜」
僕は田村〇〇(30)
今日は妹が働いてるお店にきました。
それなのに、急にドタキャンしてきた
2‘
お店もキャンセルしようかと思いましたが、
妹の真佑にキャンセル料取られるからって、
僕1人でお店に行けと言われた。
なんで、僕が…
3‘
⚪︎「てか…BARじゃん…」
予約制が必要なBARって…
高いんじゃ?
“カランコロン“
4‘
麻衣「いらっしゃいませ〜」
⚪︎「予約している田村です」
麻衣「2名で予約の…あれ?フラれたんですか…」
哀れな顔でこちらを見る。
5‘
⚪︎「ち、違います!!」
麻衣「ふふっ、冗談です、真佑から話は聞いています」
⚪︎「むぅぅ…」
麻衣「さぁ、どうぞ」
店に通される。
6‘
⚪︎「へぇ〜、ここのBARってなんだかキャバクラみたいな作りだな」
真夏「田村様、当店にお越しいただきありがとうございます」
⚪︎「ど、どうも」
席につくとすぐにスタッフさんが来る。
7‘
真夏「私、当店の副店長を務めさせていただいております、秋元真夏です」
⚪︎「よろしくお願いします!」
真夏「当店の説明をさせていただきますね?当店はぶっちゃけるとシステム自体はキャバクラと同じです」
⚪︎「ぁ、そうなんですね」
真夏「席についたスタッフがお酒を提供したり、カクテルなどを作らせていただきます」
8‘
⚪︎「バーテンダー兼なんですね」
真夏「そうです〜、それとあくまでもBARですので、過度なお触りは禁止とさせていただきます」
⚪︎「は、はい!」
真夏「それではお楽しみください」
9‘
秋元さんが離れると、
すぐにバーテンダーさんが来る。
美月「どうも〜、美月って言いま〜す」
⚪︎「ど、どうも」
可愛らしい方だな
10‘
美月「今日は雪が降っているんで、寒かったんじゃないですか〜?」
⚪︎「そうですね〜」
美月「お酒飲んで、温まりましょう〜!」
⚪︎「じゃあ…美月さんのおすすめで!」
美月「ならスクリュードライバーをお作りしますね?」
11‘
手際よくカクテルを作っている。
⚪︎「初めて飲みます!」
美月「そうなんですね、ウォッカを使っているんですが、オレンジジュースと組み合わせているんで飲みやすいと思います」
⚪︎「そうなんですね〜!」
カクテルを飲む。
⚪︎「美味しい〜!」
12‘
美月「ふふ、よかったです」
史緒里「どうも〜、史緒里で〜す」
お酒を飲んでると、女性が入ってくる。
美月「もう交代?」
史緒里「うん、5番テーブルご指名だよ」
13‘
美月「ごめんなさい、呼ばれちゃったんで失礼します〜!」
⚪︎「あ、はい!ありがとうございました〜」
美月「またきますね💕」
史緒里「はい、行った行った!」
席を離れる美月さん。
14‘
史緒里「スクドラを飲んでるんですね?」
⚪︎「はい!飲みやすいです!」
史緒里「なくなりそうですけど、他に飲まれますか?」
⚪︎「ぁ、なら史緒里さんのおすすめで」
史緒里「了解しました〜」
15‘
⚪︎「ふふ…」ホワホワ
お酒が弱い〇〇、一杯で既にふわふわしてる。
史緒里「どうぞ、エンジェルキッスです」
⚪︎「ありがとうぉございまぁすぅ〜」
16‘
祐希「史緒里〜!ご指名だよ〜」
史緒里「は〜い、失礼します〜」
⚪︎「は〜い」
祐希「どうも!祐希っちゃ!」
17‘
⚪︎「どうもぉですぅっ〜」
祐希「何飲みますか〜?」
⚪︎「んぅ〜…祐希さんのおすすめでぇ!」
祐希「なら〜、はい、ウィスキートディだっちゃ💕」
“ごくごく”
18‘
祐希「いい飲みっぷりだっちゃ💕」
⚪︎「ヒック…とぉいれぇに行ってきますぅ!」
祐希「は〜い!」
トイレに席を立つ、〇〇。
19‘
〜〜〜〜〜
20‘
⚪︎「うぅ…のみしゅぎた…」
和「大丈夫ですか?」
⚪︎「んぅ?ぁ、大丈夫ですぅ」
和「私はここのスタッフの和って言います、席まで付き添いますね?」
21‘
席につく。
遥香「あれ〜?大丈夫ですか?」
⚪︎「はぁ〜い」
和「酔っ払っちゃったみたいで」
遥香「そうなんだね、介抱しておくから和ちゃんは1番テーブルをお願いね?」
和「わかりました!」
22‘
⚪︎「んぅぅ…」
絵梨花「ん?あれ?遥香ちゃんどうしたの?」
遥香「酔っちゃったみたいで」
絵梨花「日奈〜」
日奈「ん?」
23‘
絵梨花「お客さんを奥の休憩室に連れてってあげて〜」
遥香「え、奥の休憩室って、スタッフ専用じゃ…」
日奈「まぁ、真佑ちゃんのお兄さんだから大丈夫でしょ」
遥香「真佑ちゃんのお兄さんだったんですね!?」
奥の休憩室に運ばれる〇〇。
24‘
〜〜〜〜〜
25‘
“ツンツン”
⚪︎「んぅう…」
?「起きたんかなぁ?」
?「起きたんじゃない?」
?「真佑ちゃんに似て、可愛らしいお顔をしていますね」
26‘
⚪︎「んぅ…ここは…?」
七瀬「起きた〜、ななは七瀬って言います」
飛鳥「飛鳥だ!よろしく!」
絢音「絢音です、ここはお店の休憩室です」
⚪︎「もしかして、僕酔っ払って…」
27‘
飛鳥「そうだな、うちのスタッフの膝枕で寝てたぞ!」
⚪︎「なっ…!」
七瀬「今もななの手握ってるしな」
⚪︎「うぇっ?!す、すみません!!」
絢音「可愛らしい反応ですね」
28‘
赤面してる〇〇。
飛鳥「…味見していい?」
絢音「店長達に怒られますよ?」
七瀬「でももう我慢できひん」
29‘
絢音「閉店後にみんなでって…」
飛鳥「少しだけ!先っぽだけだから!」
絢音「少しだけですよ?」
⚪︎「み、みなさん?」
30‘
〇〇に迫る3人。
七瀬「じっとしててな?」
飛鳥「いひひ」
絢音「外は雪が降っているので温まりましょ?」
この後…店のみんなが合流したのは言うまでもない
ー田村家ー
真佑「今頃お兄ちゃん、楽しんでるかな〜?ぁ、でもお酒弱いんだった」
31‘
この作品はフィクションです。
実在の人物や団体などとは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品内での表現・行動なので実際に行っても、
一切の責任は取りかねますのでご了承ください。
ありがとう!