(10)ザンビ〜if〜
1‘
⚪︎「さてと…出発する前に装備の見直しをするか…」
ハイキャパ5.1(カスタムモデル)が1丁…マガジンが4本…
サバイバルナイフ…
今回はこれでいいか…
2‘
今日は楓ちゃんと聖ちゃん。
麻衣ちゃんに奈々未さんが一緒に同行する。
楓「おはよう」
聖「おはようございます!」
⚪︎「おはよう、楓ちゃんに聖ちゃん」
3‘
2人が武器保管室に入ってくる。
楓「聖が扱いやすい武器ってありますか?」
⚪︎「ん…聖ちゃんはかなり小柄だから…」
聖の体を観察する。
4‘
聖「……」ポッ💕
楓「セクハラ…」
⚪︎「えっ!?なんで!?」
楓「冗談はさておき…いいのあります?」
5‘
⚪︎「そうだね、なら…まずは拳銃だね、これがいいと思う」
聖に拳銃を渡す。
聖「これは?」
⚪︎「それはコルト380オートって言って、反動も小さいから使いやすいと思う、あとはこれかな」
聖にMP5A1を渡す。
6‘
聖「ありがとうございます!」
⚪︎「楓ちゃんはAKでいいのかい?反動が強いから他のでも」
楓「私はこれに慣れてるから大丈夫」
⚪︎「そっか、ならエントランスに向かおう、みんなもそろそろ集まってくるはずだから」
3人は校舎エントランスに向かう。
7‘
〜〜〜〜〜
8‘
奈々未「じゃあ、出発しましょう」
⚪︎「今回は麻衣ちゃんがリーダーをします、ただ編成に関しては俺が決めました!先頭は奈々未さん、その後ろに聖ちゃん」
白石「みんな、よろしく!」
奈々未「了解!」
聖「わかりましたぁ!!」
9‘
⚪︎「最後尾は俺が担当します、麻衣ちゃんは俺の前で」
楓「私は?」
⚪︎「楓ちゃんは真ん中に」
楓「私が真ん中より、慣れてない聖の方がいいんじゃない?」
⚪︎「聖ちゃんには悪いけど、楓ちゃんを真ん中にした理由がある、それは楓ちゃんの力だ」
10‘
聖「残美を人間に戻す力ですか?」
⚪︎「そうだね、正直楓ちゃんの力があの時限りの奇跡なのか…持続性のある奇跡なのかはわからない…でも可能性があると俺はあると思ってる」
奈々未「それで楓を守る陣形に?」
⚪︎「そうです」
11‘
白石「私はそれでいいと思う!」
楓「わかりました」
聖「私も異論ないです!」
⚪︎「では行きましょう!」
5人は藤崎邸に向かう。
12‘
〜〜〜〜〜
13‘
白石「そろそろかしら?」
聖「はい!」
奈々未「みんなストップ…」
先頭の奈々未がみんなを止める。
⚪︎「前方にザンビが1体」
14‘
30メートル先にザンビがいる。
白石「奈々未、狙える?」
奈々未「任せて」
九九式狙撃銃を構える。
15‘
聖「楓の力は使わないんですか?」
⚪︎「今の優先事項は藤崎邸に向かう事だからね?フリージア学生じゃなければ申し訳ないけど…」
聖「わかりました」
奈々未「撃つよ…」
“パシュッ”
16‘
本来九九式にサプレッサーは装着不可だが、
〇〇監修で装備開発班の改造により装着可能になった。
ただし自作のサプレッサーではないため、
数発撃つと壊れてしまう。
白石「よし、進むよ」
17‘
楓「ここだね」
聖「だね」
奈々未「私はここで見張ってるわ」
白石「私は裏手をいてくるから、〇〇くんと楓ちゃんと聖ちゃんは先に中で状況確認してもらえる?」
18‘
⚪︎「了解しました、2人共入ろう」
楓「わかった」
聖「はい!」
中に入る3人。
19‘
⚪︎「残美の気配は…しないな…」
リビングに続く廊下を進んでいく。
“ガチャっ…”
リビングに入る。
“スチャ”
20‘
?「動かないで…」
⚪︎「っ!?」
入った途端にこめかみに拳銃を突きつけられる〇〇。
はたして、この人物は何者なのか?
21‘
To be continued
22’
この作品はフィクションです。
実際の人物や団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。