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(12)ザンビ〜if〜

1‘

“チュンチュン”

〇「ふぁ〜…朝か…」

ん?体が重いな…

〇「それに布団が盛り上がって…って!ゆ、柚月ちゃん?!?!」

2‘

柚月「んぅ…ふぁ〜、おはようございます…」

まだウトウトしてる柚月ちゃん。

〇「ど、どうして、ベッドに!?君は隣の部屋で寝てたはず!?」

柚月「…っ////…い、一緒に寝たくて…」

3‘

顔を真っ赤にして、気恥ずかしそうに微笑む。

〇「そう言っても、男女だからね?」

柚月「…嫌でした?」

しょんぼりする柚月

〇「そ、そ、そんなことないよ!」

4‘

柚月「っ!よかったぁ!」

〇「ふぅ…朝食を食べてここをでよっか」

柚月「はい!」

2人は朝食後、支度をして家を出る。

5‘

〇「柚月ちゃんは何か武器を使えるかい?」

柚月「私は拳銃なら使えます」

〇「ならこれを使ってくれ」

コルト1911を渡す。

〇「女の子じゃあ、マガジンリリースボタンが遠いけど、クイックリロードをしないなら問題ないと思う」

6‘

柚月「わかりました!」

〇「よし!行こう!」

2時間くらい歩くと、近くの家に入る。

〇「ここで休憩がてら、物資を探そう」

柚月「はい!」

7‘

〇「それにしても柚月ちゃん、体力あるね」

柚月「自分でも不思議です!」

〇「それにしても柚月ちゃんは何であんな所にいたんだい?」

柚月はザンビが大勢いるショッピングモールにいた。

8‘

柚月「わからないんです…気がついたらあそこにいて」

〇「気がついたら?」

柚月「はい」

〇「記憶がないってこと?」

柚月「ショッピングモールに来るまでの記憶はあるんですけど、途中から記憶がなくって」

9‘

〇「うーん、不思議だなぁ…」

柚月「すみません」

〇「いや!柚月ちゃんのせいじゃないから!」

柚月「ありがとうございます」

〇「うん、気にしないで!そろそろ物資確保しよっか?僕は隣家を探索してくるから、柚月ちゃんはこの家をお願い」

10‘

柚月「わかりました!」

二手に分かれる〇〇達。

ー柚月ー

柚月「重すぎるのは持ってけないから…あと持っていくなら日常品がいいよね?」

11‘

家を物色してる柚月。

柚月「これは固形燃料で、釘袋は…いるって言ってましたね!」

順調に物資を確保してる柚月。

柚月「ぁっ、これは必要かな?」

何かを拾った柚月。

12‘

ー〇〇ー

〇「柚月ちゃんのこともあるから長いはできないなぁ、早めに物色しよう」

早速、家を探索する。

〇「確か、下着を回収して欲しいって…」

そういえばいつも行くデパートにかなり大勢のザンビ達がいて

物資の回収が難しくなって、衣類品を手に入れなくなったんだよなぁ

13‘

〇「とりあえず、全部持っていけばいいか?」

鞄に下着類を詰め込む。

〇「後は…こんなもんか…よし!戻ろう!」

柚月の待つ、隣家に戻る〇〇。

14‘

〜〜〜〜〜

15‘

〇「お待たせ!良いのあったかい?」

柚月「はい!固形燃料がかなりありました!」

〇「おっ!それはいいね!」

サムズアップする〇〇。

16‘

柚月「後はこれ、いりますか?」

ある物を見せる。

〇「それは!サプレッサー!しかも今持ってる、M4に装着できるやつだね!助かるよ!」

“なでなで”

17‘

柚月の頭を撫でる〇〇。

柚月「っ///💕」

〇「あ!ご、ごめん!」

柚月「いえ💕」

18‘

〇「そ、そろそろ行こうか」

柚月「はい!」

2人は再度、準備をして

拠点であるフリージア学園に向かうのであった。

19‘

この作品はフィクションです。

実際の団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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