(2)人外にモテすぎる僕
1‘
はぁ…眠い…
奈々未さん達がきてから夜な夜な、夜這いされる毎日
正直言って、あんな美人に求められるのは悪い気はしない
なんせ、僕は普通の女子にはモテないからね
2‘
○「はぁ…自分で言ってて悲しい…」
“”チョンチョン”
高校に行くために歩いていると誰かに肩を叩かれる。
○「ん?誰ですか?」
3‘
美月「君が○○くん?」
○「はい、そうですが?」
美月「この子がお姉ちゃんが言っていた…」
○「どなたですか?」
美月「私は美月!早速なんだけど、君のこと食べるね?」
○「なぬ!?」
4‘
何を言ってるんだ、この人は…
それに今、お姉ちゃんって…
しかも、あの目…
○「もしかして、奈々未さんの妹さんですか?」
美月「おっ!よくわかったね?そう!私は橋本美月!サキュバスよ!」
5‘
○「そうですか、では僕は学校があるので!」
その場から立ち去ろうとする〇〇。
美月「はいはい、逃げなーい」
腕を掴まれる。
○「僕は学校に行くんです!!」
6‘
美月「私とイイコトするか、学校に行くか…どっちがいい?」
○「学校です」
美月「即答!?」
○「学生ですから!それでは!」
美月をおいて、学校にダッシュする〇〇。
7‘
○「はぁはぁ…間に合った…」
教室に向かう〇〇。
飛鳥「今日はギリギリだったね?」
○「あはは…色々あってね」
8‘
それから授業が開始する。
〇〇は前日のこともあってか
机に伏して眠ってしまう。
もちろん、教師には怒られたが
そして、お昼…
9‘
○「はぁ……」
飛鳥「どうしたの?」
○「うん…最近、ちょっとね」
飛鳥「悩み事?」
○「うん」
飛鳥「私でいいなら聞くよ?」
○「大丈夫だよ…」
飛鳥「そっか(心:〇〇くんからすごい、亜人の匂いがする…)」
10‘
お昼を食べて、軽い昼寝をして
午後の授業に入る。
お昼に寝た甲斐あって、午後は寝なかった
11‘
〜〜〜〜〜
12‘
○「ふぅ…部活に行くか…」
美波「○○くん」
○「委員長どうかした?」
美波「ううん、さっきのプリントを回収しにきたの」
○「そっか、はいこれ、いつもありがとうね」
13‘
美波「委員長の仕事だから」
○「それでもありがとう!手伝う事があったら手伝うよ」
美波「ありがとう!(心:今日も優しくてかっこいいな)
○「じゃあね〜」
部室に向かう〇〇。
14‘
“ガラガラ”
○「まだ誰もいないのか…」
“ぎゅっ!”
祐希「○○さーん!」
○「おっと…与田ちゃんか…どうした?」
祐希「○○さんが見えたから話しかけちゃいました!」
○「そっか(笑)」
15‘
祐希「ん?」クンクン
○「ん?どうした?」
祐希「○○さんから仲間の匂いが…」
○「仲間?って!その目!」
祐希「あー、バレちゃったっ(笑)」
16‘
祐希の目は黄色くなっていた。
○「もしかして…与田ちゃんも亜人なのか?!」
祐希「そうですよ!祐希は人狼族のライカンです!」
○「他の人には言ってないよね?」
祐希「言ってないですよ」
17‘
○「僕以外に言っちゃダメだよ?」
祐希「はーい!!」
“ぎゅっ”
○「こら、離れなさい」
祐希「こうしないと他の人に言っちゃうかも〜」
18‘
○「はぁ…少しだけだよ?」
祐希「はーい」
〇〇は知らない…実はこの学校にもたくさんの亜人がいることを…
19‘
To be continued
ありがとう!