嫁?違います!娘です!
1‘
〇「おはようございます!」
“課長!おはようございます!”
〇「おはよ〜」
美月「〇〇さん!おはようございます!」
〇「山下さん、おはよう!今日もよろしくね?」
2‘
美月「はい!」
さあてと!今日も頑張りますか!
僕は岩本〇〇(42)
子持ちのバツイチです。
3‘
娘の蓮加が4歳の頃にバツイチになりました。
蓮加も今年で18歳
今年で高校を卒業する。
いい子だし、勉強も運動も頑張ってると先生から聞く。
4‘
だけど、この前蓮加のことで学校に呼び出された。
どうやら卒業後の進路表を出してないみたいだ。
大学に行くのかも、就職するのかも分かってない。
近々、話し合いをしなきゃダメだな
5‘
部長「岩本くん」
〇「はい!どうされました?」
部長「この書類の確認を頼む」
〇「承知致しました!」
6‘
部長から書類を受け取る。
〇「お昼までには確認しておきますね!」
部長「頼むよ〜」
自分の仕事をしつつも頼まれた書類の確認をする。
7‘
ふぁ〜、もうお昼か…
部長に確認した書類を渡したし、ご飯でも食べよう。
今日は蓮加がお弁当を作ってくれた。
美月「〇〇さ〜ん!一緒にご飯食べましょ!」
〇「うん、そうだね!って!ない!!お弁当がどこにもない!?」
8‘
え!?どうして!?何で!?
美月「お弁当忘れちゃったんじゃないですか?」
〇「そうみたい…はぁ…」
落ち込む〇〇。
9‘
部長「〇〇く〜ん」
〇「はい」
部長「ロビーに“奥さん”が来てるよ!」
〇「はい!……はいぃぃぃぃぃぃいいい!?!?!!?」
部長の発言に驚く〇〇。
10‘
“ザワザワ!!”
部長「あんなに若い奥さんといつ再婚してたんだ〜!あはははは!」
美月「い、いつ再婚したんですか!?」
〇「わ、わからないよ!と、とりあえず!行ってくる!」
急いで、ロビーに行く〇〇。
11‘
〜〜〜〜〜
12‘
〇「どこだ?」
?「あ!パパ!こっちだよ!」
〇「ん?あ!蓮加!」
蓮加「もぉ〜!お弁当忘れたでしょ!」
〇「届に来てくれたんだね!!」
13‘
蓮加「せっかく蓮加は作ったんだから忘れないでよね!!」
〇「ごめんごめん!」
蓮加「じゃあ!蓮加、帰るね!」
〇「うん!ありがとうね!」
会社を出る蓮加。
〇「あれ?なんか忘れてるような…?」
14‘
何かを忘れて、部署に戻る〇〇。
美月「奥さんって誰なんですか!?秘書課の白石さんですか!?それとも総務課の橋本さんですか!?」
〇「山下さん、お、落ち着いて!」
美月「まさか!!営業課の松村さんですか!?」
〇「御三方とも違うよ!下に行ったら、娘しかいなかったよ!!」
15‘
美月「蓮加ちゃんですか?」
〇「うん、そうだよ」
美月「なーんだ!」
〇「ははは…」
それよりも奥さんを名乗った人物は?
16‘
〜〜〜〜〜
17‘
〇「ふぅー!終わったなぁ〜!」
美月「お疲れ様です!」
〇「お疲れ様〜」
美月「〇〇さん!」
〇「どうしたの?」
美月「今日、2人でのm「〇〇く〜ん!」……」
18‘
山下さんの話の途中で部長が話しかけてくる。
〇「ぁ、はい!そうされました?」
部長「昼に来た、奥さんが来てるぞ〜」
美月「どこですか!?」
部長に詰め寄る山下さん。
19‘
部長「ろ、ロビーに…」
美月「ありがとうございます!!」
走り出す美月。
〇「ぼ、僕も行って来ます!!」
追いかける〇〇。
20‘
〜〜〜〜〜
21‘
ロビーに着くと、山下さんが誰かと話をしている。
〇「はぁはぁ…」
蓮加「あ!パパ!」
〇「蓮加!どうしたんだい?」
美月「〇〇さん!」
22‘
すごい剣幕で〇〇に詰め寄る美月。
〇「は、はい!」
美月「実の娘が嫁ってどういうことですか!?」
〇「…は?」
山下さんは何を言ってるんだ?
23‘
〇「山下さんは何を言ってるんだ…『嫁だし!』…蓮加?」
蓮加「パパと蓮加は愛し合ってるし、夫婦でしょ?」
美月「あ、愛し合っている!?」
〇「いや!?親として、子供を愛してるって意味だよ!?」
24‘
蓮加「でも蓮加、パパが寝てる時にたくさんチューしてるし」
美月「はぁ!?」
〇「そ、そんなことを…だからたまにヒリヒリするのか…」
美月「〇〇さん!!」
〇「ぼ、僕に言われても…」
25‘
部長「おぉ〜、〇〇くん、まだいたんだねぇ〜」
〇「ぶ、部長」
部長「おっ!やっぱり近くで見ても若くて可愛いらしい奥さんだな〜!」
蓮加「可愛い奥さん…いひひ…」
〇「違います!娘ですぅぅぅぅぅぅううううう!!!」
26‘
この作品はフィクションです。
実際の団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
ありがとう!