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ストーカーされていたので、 部屋に押しかけて ディープキスしてみました

1‘

最近、なんだか見られてる気がする。

外で歩いてる時も、家にいても…

不気味だなって思ったけど

別に実害があるってわけじゃないから気にしてはいない。

2‘

〇「おはようございま〜す」

聖来「おはようさんです〜」

〇「副店長、おはようございます!」

“ピョン!…ピョン!”

聖来「聖来でええですって〜」

〇「そうでしたね、聖来さん」

3‘

“ピョン!ピョン!”

〇「あれ?店長は?」

聖来「ふふ、後ろにいますよ〜?」

後ろを振り向く〇〇。

4‘

〇「ん?あ、居たんですね?」

祐希「いましたよ!さっきから!」

〇「小さすぎるんでわからなかったです」

祐希「そんなに小さくなかです!」

〇「冗談ですよ」

5‘

祐希「むぅ!」

頬を膨らませる店長。

〇「すみません、店長、可愛いから揶揄いたくなりました」

祐希「…うち可愛い?」

〇「はい、可愛いです」

6‘

祐希「…えへへ、許してあげます!」

〇「ありがとうございます!!(心:チョロ可愛い)」

聖来「さぁ!お店の準備しますよ!」

〇「はい!」

開店時間が迫っていたので、準備に取り掛かる。

7‘

〜〜〜〜〜

8‘

〇「ふぅ〜!疲れたぁ〜!」

祐希「お疲れ様です!」

〇「今日は特にお客さんが多かったですね〜」

祐希「まぁ世間様はお盆ですからね〜」

〇「そうでしたね」

9‘

祐希「このあとは帰るだけですか?」

〇「そうですね」

祐希「賄い食べていきます?」

〇「う〜ん、今日はやめておきます、昨日作り過ぎたカレーが残っているので」

10‘

祐希「そっか!気をつけて帰ってくださいね!」

〇「店長も帰る時は気をつけてくださいね?知らない人に声かけられてもついていっちゃダメですよ?」

祐希「うん、気をつけますね!って!うちは子供じゃなか!!」

〇「あははは、お疲れ様で〜す!」

お店から出る〇〇。

11‘

“ヒタヒタ”

今日もあとを尾けられてる。

まぁ…いつも通りと言えばいつも通り。

どうせ、家に着く頃にはどっかに行ってるし

12‘

〜〜〜〜〜

13‘

しかし今日は正体を確かめる!

俺はマンションに入った後にすぐに裏口に走って、

ストーカーを逆に尾行する。

暗いから分かりにくいけど、

スタイルいいなぁ

14‘

後ろを歩いてるとすぐに建物に入っていく女性って!

隣のマンションじゃないか!

〇「あ、ポストを開けてる」

女性がエントランスを通るとすぐに中に入って、ポストで

部屋番号を確認する。

15‘

ほうほう…

少し考えてるとここの住人がエントランスを通っていく。

なので俺もそのままオートロックドアを通る。

そしてエレベーターに乗る。

住人「何階ですか?」

16‘

〇「10階で」

住人1「はい」

住人は10階と11階を押す。

〇「…」

17‘

住人1「見ない顔ですね?何号室の方ですか?」

〇「1008号室です」

住人1「あ、岩本さんのところの?」

岩本さんって言うんだ…

〇「そうです、恋人なんです」

18‘

住人1「そうなんですね!」

“チン!”

〇「失礼します」

目的階で降りる。

19‘

廊下を進み、1008号室の前にくる。

〇「ふぅ」

“ピンポーン!”

“はい?どなたでしょうか?”

モニターホンの前には立っていないため、

中の女性は俺を確認できない。

20‘

〇「俺は向かいのマンションの賀喜〇〇って言えば分かりますよね?」

“……はい”

〇「ここではなんなので、中に入れてもらえませんか?」

“今開けます…”

そういうと2分くらいで扉が開く。

21‘

“ガチャ”

〇「こんばんは」

岩本「こんばんは…中にどうぞ…」

女性についていき、リビングの椅子に座る。

22‘

〇「…まずはお名前を教えてもらってもいいですか?」

蓮加「岩本蓮加…23歳です」

〇「俺は…って知ってますよね?」

蓮加「はい…」

俺の言葉に素直に頷く、岩本さん。

23‘

ふと棚を見ると、そこには高そうな双眼鏡が置いてあった。

〇「…ベランダ失礼しますね」

蓮加「ぁ…」

ベランダに出ると、〇〇の予想通り、対面の部屋が〇〇の部屋だった。

24‘

〇「家に居ても、視線を感じると思ったらここから双眼鏡で見てたのか…」

蓮加「あの…」

〇「なんでしょうか?」

またリビングに戻ると岩本さんから恐る恐る話しかけられる。

蓮加「すみませんでした!!」

25‘

謝罪をする蓮加。

〇「どうして、ストーカーしてたんですか?」

蓮加「…好きなんです、初めてお見かけしたのはお店なんですけど、忙しくても笑顔で接客をしてるのを見て、好きになりました」

〇「…そうですか」

こんな32歳のおっさんの笑顔で?

26‘

それにしてもこの子、可愛いなぁ…

ストーカーするなんて考えられない…

むしろされる側の子に思える。

でもストーカーはダメだ!ふむ!少し懲らしめてやろう!

27‘

〇「岩本さん」

蓮加「なんでしょうか?」

〇「少しこっちに来てください」

蓮加を手招きする。

28‘

蓮加「…?」

岩本さんが近づくと頭の後ろに手をやって引き寄せて、キスをする。

蓮加「んっ!?///」

”ちゅっ💕ちゅ💕”

最初は軽めのキスからして、だんだんと深いキスをする。

29‘

蓮加「ふぅんっ💕」

キスをやめると、目がとろんとしてる岩本さん。

〇「この後の続きはわかるよね?」

蓮加「は、はい///…でもお風呂に入らせてください…///」

顔を赤くする岩本さん。

30‘

〇「ふふ、冗談だよ」

蓮加「じ、冗談?」

〇「これに懲りたらストーカーはやめてね?」

そう言うとリビングを後にしようとする〇〇。

31‘

“がしっ!”

〇「…岩本さん?」

蓮加に腕を掴まれる〇〇。

蓮加「ふぅー💕ふぅー💕初めてのキスだったのにぃ💕あんなに深いキス💕このまま最後までしましょう💕」

32‘

目がかなりキマッてる蓮加。

〇「お、落ち着こう?」

蓮加「失礼しますぅぅぅ💕」

\きゃああああああ!/

墓穴を掘ってしまう〇〇だった。

33‘

この作品はフィクションです。

実際の団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

ありがとう!