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(2)弱さとは罪か?

1‘

“チュンチュン”

“ジュウジュウ…トントン”

〇「ん…」

いい匂いがする…

2‘

いい匂いがする?

〇「はっ?!寝過ごした!?」

て…服着てる?

美彩「おはよう」

3‘

〇「み、美彩さん!!ごめんなさい!」

美彩「気にしなくていいのよ、私もごめんね?昨日は少し気が立ってたみたいなの」

〇「い、いえ!僕が悪いので謝らないでください」

美彩「朝食ができたから食べよう?」

4‘

〇「はい!」

2人は朝食を食べることにした。

美彩「どう?美味しい?」

〇「美味しいです!」

5‘

美彩「よかった」

〇「今日も遅くなりそうですか?」

美彩「うーん、多分いつも通りに帰って来れると思う」

〇「なら今日は美彩さんが好きな肉じゃがを作ってますね」

6‘

美彩「本当?やった!」

〇「明日休みですよね?」

美彩「うん」

〇「なら焼酎とおつまみも作っておきますね?」

美彩「ありがとう!」

7‘

朝食を食べ終わると2人のお皿を洗う〇〇。

〇「ふっふ〜ん」

美彩「〇〇ー!もうでるよ〜!」

〇「はーい」

8‘

洗い物を中断して、美彩のいる玄関に向かう。

美彩「じゃあ行ってくるね」

“ちゅっ”

美彩の頬にキスをする〇〇。

9‘

〇「行ってらっしゃい///」

美彩「もうこっちじゃないでしょ?」

“ちゅっ”

〇「んっ///」

10‘

〇〇の後頭部に手を置き、引き寄せて

唇にキスをする美彩。

美彩「ふふ、行ってきます」

〇「ひゃい…行ってらっしゃい…///」

11‘

〜〜〜〜〜

12‘

〇「う〜ん、今日は何をしよ?」

ん〜…美彩さんに買ってもらった本は全部読んじゃったしな…

新しいのが欲しい…

でも勝手に出かけたら怒られるしな…

13‘

〇「電話で聞いてみよう」

“Prrrrrr”

“ピッ”

美彩『もしもし?』

〇『ぁ…美彩さん?少しお願いがあるんですけど…』

14‘

美彩『どうしたの?』

〇『本を買いに行きたいんです』

美彩『買ってあげた本は?』

〇『全部読んでしまって』

美彩『どこの本屋?』

15‘

〇『2駅先の本屋です』

美彩『…いいけど、必ず逐一、状況をラインして、それからGPS付きチョーカーは必ず着けて行ってね?』

〇『わかりました』

美彩『あと最後に…って言わなくてもわかるよね?』

〇『もちろんです』

16‘

美彩『じゃあ、気をつけて行ってね』

〇『はい、行ってきます』

よし、許可もらえたし行こうかな

出かける準備をする。

17‘

〇「さてと鞄持ったし…お財布持った、携帯も持ったし、あとは…チョーカーも忘れずにっと…」

チョーカーを首に巻くと小さな南京錠をつける。

“カチッ”

〇「よし行こう」

18‘

To be continued

19‘

この作品はフィクションです。

実際の団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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