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(7)弱さとは罪か?
1‘
玲香「ただいま〜」
〇「お帰りなさいです!」
僕は玲香さんと暮らして、半年
滅多に外には出られないけど、
以前のように美彩さんの機嫌を伺う事は無くなった。
2‘
〇「ご飯できてますよ」
玲香「うわぁ〜!美味しそう〜!」
〇「玲香さんが好きだって言ってた、肉じゃがを作ってみました!」
玲香「早く食べよう!」
3‘
2人はテーブルにつく。
玲香「いただきます!」
〇「いただきます!」
“パクッ!”
玲香「ん〜!美味しい!」
4‘
〇「よかったぁ〜」
玲香「これも美味しいね!」
〇「それは白和ですね」
玲香「〇〇くんも食べよう!」
5‘
〜〜〜〜〜
6‘
玲香「ふぅ〜、食べすぎたぁ〜、ご馳走様〜」
〇「お粗末様でした」
食器を持って、キッチンに行く、〇〇。
玲香「あ!お皿洗いは私が!」
〇「玲香さんは休んでてください」
7‘
玲香「でも…」
〇「住ませてもらって、しかも養ってもらってるのでこのくらいは」
玲香「気にしなくていいのに…」
〇「別にお皿洗いは嫌いじゃないですし」
玲香「じゃあお言葉に甘えて、任せるね?」
8‘
〇「その間にお風呂に入ってきてください」
玲香「そうしようかな」
〇〇はお皿洗いを続行して、
玲香はお風呂に入りに行く。
9‘
今日は肉じゃがを作ってよかった
玲香さんの嬉しそうな顔がみれたからね
そういえば、美彩さんも肉じゃが好きだったなぁ…
ちゃんとご飯食べているのかな?
10‘
忙しいとご飯食べないで仕事してることが多いからなぁ…
〇「……」
玲香「〇〇くん?」
〇「……」
玲香「〇〇く〜ん!」
〇「はっ!は、はい!」
11‘
玲香「大丈夫?ぼーっとしてたみたいだけど?」
〇「だ、大丈夫です!少し考え事してて!」
玲香「…衛藤さんのこと?」
玲香さんの言葉にどきっとしてしまう。
12‘
〇「そ、そんなことないですよ」
玲香「本当に?」
僕に抱きついてくる玲香さん。
最近、抱き付かれる事が増えた。
13‘
別に玲香さんは嫌いじゃないから構わないけどね
玲香「本当に大丈夫?」
〇「はい、大丈夫です!お皿洗いが終わったので、お風呂に入ってきますね?」
玲香「うん、わかったよ!」
14‘
〜〜〜〜〜
15‘
〇「ふぅ〜、気持ちよかった」
玲香「ねぇ、〇〇くん」
〇「あれ?まだ起きてたんですか?」
玲香「うん、待ってたんだ」
16‘
〇「僕をですか?」
玲香「今日、一緒に寝てくれない?」
〇「え…?」
玲香「だめ…かな?」
17‘
なんだか顔色が暗い。
〇「ダメじゃないです…」
玲香「本当!ありがとう!」
〇「じゃあ寝ましょうか?」
2人は一緒に寝る事になった。
18‘
この作品はフィクションです。
実際の団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
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