大学ではおバカキャラだが、実はかなりのヤンデレ彼女
1‘
俺の彼女、弓木奈淤は頭がいい。
俺と奈淤は大学で出会った。
奈淤はなんで大学に入れたの?って周りから言われるほど
勉強が出来ない。
2‘
ってみんなに思われている。
実際は大学を主席で卒業できるほど頭がいい。
以前、なんで馬鹿なふりをするのか
聞いたことがある。
3‘
奈淤はコーヒーを飲みながら
『だって、その方がラクじゃん』って言っていた。
すごく記憶に残る返しだなって思った。
俺はへぇ〜って返事しかできなかった。
4‘
林「本当に弓木って馬鹿だよねぇ〜」
奈淤「そんなことないよ〜」
〇「おいおい、彼氏の前で彼女の悪口かぁ〜?」
林「そんなんじゃないってぇ〜」
そう言って、俺の肩に手を置く、林。
5‘
奈淤「……」
〇「さぁ!次の講義に行こうぜ!」
林「そやな!」
〇「奈淤?行こう?」
6‘
奈淤「…うん!そうだね!」
一瞬真顔だった気がするけど、気のせいか
俺たちは次の講義を受ける為、移動する。
柚菜「あー!やっときた!ここ!
7‘
講義室に入るとそこには同級生の柴田柚菜がいた。
柚菜「席取っといたよ!」
俺は柴田の横に座る。
奈淤「……」
8‘
〇「奈淤?隣に座らないの?」
奈淤「座るよ!」
笑顔で俺の横に座る奈淤。
〇「てか、日村教授の講義ってつまらないんだよな〜」
奈淤「そう?」
9‘
〇「うん、脱線してウォーキングの話ばっかだし」
奈淤「たし…「確かに〜!」…」
弓木の言葉を遮るように柴田が喋る。
柚菜「いい人なんだけどね〜」
〇「だなぁ〜!」
10‘
楽しそうに話す2人。
〇「あはははは」
奈淤「……」
それから奈淤は講義が終わってもあまり喋らなかった。
11‘
〜〜〜〜〜
12‘
全ての講義を終えて、奈淤と帰宅。
いつも通り、2人で晩御飯の準備をして、
2人で皿洗いをして、2人でお風呂に入る。
今は浴槽に2人で浸かってる。
13‘
俺の足の間に入ってる奈淤。
奈淤「ねぇ」
〇「ん?」
奈淤「今日、柚菜と楽しそうに話してたね?」
〇「そうかな?」
14‘
林「それに林に、肩に手を置かれても何も言わなかったし」
〇「いや、あれは特に言うほどのことでもないし…」
奈淤「いつも言ってるやん、私以外の女の子に身体を触れさせないでって」
〇「で、でも、あれは不可抗力だし…」
15‘
奈淤「でも私が好きなら約束守れるよね?」
〇「い、いや…」
奈淤「できないん?ねぇ?」
こちらを向く、奈淤。
16‘
〇「き、気をつけるよ」
奈淤「うん!そうして!」
〇「ははは…」
彼女の闇を感じる〇〇だった。
17‘
この作品はフィクションです。
実際の団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
ありがとう!