パパになったおじさんは引っ越しました
1‘
やぁ、僕の名前は鈴木〇〇、35歳
どこにでもいるサラリーマンだ。
ある日、僕に4人の娘ができた。
今の部屋では狭い為、貯金をはたいて、
一軒家を購入。
2‘
今日が荷解きの日だ。
⚪︎「さぁ!まずは部屋を決めないとな!一応、みんな1人部屋だ!」
遥香「パパはどの部屋?」
⚪︎「僕は余った部屋でいいよ?」
さくら「ダメです!家主なんですから!最初に決めてください!」
3‘
⚪︎「じゃ、じゃあ…階段に近い、真ん中の部屋にしようかな?」
聖来「真ん中…」
あやめ「なら…」
4人「なら!私(うち)が!隣の部屋に!」
⚪︎「ぼ、僕は下で荷解きしてるから」
4‘
〜〜〜〜〜
5‘
遥香「緊急会議よ!『誰がパパの隣の部屋を得るか!』会議を!」
聖来「もちろん、うちに決まってるな!」
遥香「なんでよ!」
あやめ「妹に譲ってよ!」
さくら「っ…」
6‘
何か言いたそうなさくら…
遥香「どうしたの?」
さくら「さく…パパの隣部屋がいいな…」
目をうるうるさせて、か細い声で呟く。
3人「っ…」キュウンンン💕
7‘
聖来「ええよ!!さくらお姉はパパの隣部屋な!!」
遥香「さくら!可愛いぃぃ💕ええよ!さくらがしたいようにしぃ!」
あやめ「うん!私もそれでいいよ!!」
さくらに甘い3人だった。
さくら「〜〜♪」
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〜〜〜〜〜
9‘
⚪︎「あれ?みんなは?」
さくら「お部屋を決めてますよ?」
⚪︎「さくらちゃんは決まったの?」
さくら「パパの右隣の部屋に決まりました!」
⚪︎「僕の隣部屋でよかったの?」
10‘
さくら「どうしてですか?」
⚪︎「年頃の女の子は男性の横部屋で嫌なんじゃないのかなって…」
さくら「そんなことないですよ!むしろ…」
⚪︎「むしろ?」
11‘
さくら「い、いえ!なんでもありませんよ!」
⚪︎「そう?ならいいけど」
さくら「荷解きしちゃいましょ!」
⚪︎「下は僕がやるから、自分の部屋のやつやってきていいよ?」
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さくら「いえいえ!さくは物が少ないので、大丈夫ですよ」
⚪︎「そっか、じゃ〜…手伝ってもらおうかな」
さくら「はい!」
2人で、荷解きを開始する。
13‘
ーーーーー
14‘
さくら「これはどこにおきますか?」
⚪︎「それはあっちかな?」
さくら「了解です!」
順調に荷解きをしてる2人。
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⚪︎「ふぁ〜…」
さくら「お疲れですか?」
⚪︎「ぅん…昨日遅かったからね…」
さくら「なら少し寝ますか?」
⚪︎「少しだけ寝ようかな」
16‘
さくら「起こしますよ」
⚪︎「お願いするね?」
ソファーで眠る〇〇。
⚪︎「すぅすぅ…」
17‘
さくら「ふふっ…可愛い寝顔…」
〇〇の顔を覗き込むさくら…
さくら「今なら…何しても…」
“ちゅっ💕”
頬にキスをするさくら。
さくら「ふぁ…さくも眠くなってきちゃった」
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〜〜〜〜〜
19‘
遥香「はい!あがり〜!」
聖来「くっ!」
あやめ「負けた!」
ババ抜きで、勝敗を決めていた3人。
20‘
聖来「あれ?さくら姉は?」
あやめ「そういえば…いない」
遥香「まさか!」
3人は急いで、リビングに向かう。
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〜〜〜〜〜
22‘
⚪︎「すぅすぅ…」
さくら「んぅ…ぱぱぁ…すぅすぅ…」
ソファーで寝てる〇〇の上で寝てるさくら。
3人「ああああああ!!!!」
3人とは違い、気持ちよさそうに寝てる2人だった。
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