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P新人賞NEXT クリエイションレポート vol.0

P新人賞NEXT 2024 チラシ_表

創作が始まる

 新作公演のお知らせです。
この度、愛知人形劇センターが主催する公募『P新人賞NEXT』に選出され、2025年2月の上演に向けて名古屋市に数回レジデンスとして通いながら、作品を創作していくことが出来ることとなりました。
なかなか貴重な機会。
ここでは、その経緯を残していきたいと思っています。

今回はvol.ゼロとして、創作を行う前のところ。
まずは企画のご紹介。


P新人賞NEXT 2024

「P」とはパペットの「P」&オブジェ+身体パフォーマンスの「P」
~人形劇の新たな創造の可能性を追求するクリエィション企画~
舞台芸術の第一線で活躍するアドバイザーと共同でブラッシュアップした作品を上演します。
https://aichi-puppet.net/p-newface_next/2024-2/

愛知人形劇センターHP

このように、公募制ですが賞を前提としたものではなく、選出された場合はレジデンスの権利を得ながら現地アドバイザーの方々のサポートのもと作品を創作・ブラッシュアップさせていきます。

今回は、前田斜めのソロ企画として『72歳人形』という作品で選出されました。

なぜ人形なのか

作品を創作するにあたっての今後の目論見みたいなものを記載しておこうと思います。

今回、人形劇センターが主催ということもあり、当然”人形”を使った作品を創作します。
斜め個人の人形への興味で言えば、幼い頃からのこともありますが、劇団野らぼうは旗揚げ当初”人形劇団”を掲げていたくらい、自分の表現手段として、なかなか強い思い入れがあります。
現時点で、人形を求心する理由をうまく答えることはできません。その答えを探しているわけでもありません。
ともかく無性に、”人形表現”を面白いと感じています。
とは言え、私は人形劇業界からみれば門外漢であり、詳しい技術や常識もほとんど知りません。
そんな私が今回の作品で探求したいことは、まずは集団創作としての座組を大事にしながら進めること。
そして、アドバイザーの方々は私よりも圧倒的に経験が豊富なわけですから、そのスキルを吸収しながら”自分なりの人形表現”に落とし込むこと、としています。

いろいろと全員で話をしてから創作を開始したいため、クリエイションが現地で始まる12月下旬まで、作品のディティールをあまり固めずにきました。
人形も脚本もまだこれから...!
なかなかスリリングな創作になることは間違いありません。
しかし創作はいつも喜びに満ち溢れたものです。

ぐつぐつと、始めてまいります。
2月の公演、そしてこちらでの記録もお楽しみに。
🍖🍖🍖

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