毒親イントロダクション
私は、母の奴隷でした。母の言うことがすべてで、当たり前だと思って生きてきました。だから、何でも母に従ってきました。従うことは必然でした。それは、思春期を超えても、そうでした。母が「違う」と言えば、「違うんだ…。」と思わざるを得ませんでした。でも、「違うんだ…。」と思いながらも、私の心の中の、何かが、ちくちく疼くのです。きっと、小さいけれど、私の大切な自我。そうです。私は、一人の人間なのです。決して、母の従物ではありません。でも、私は、母の従物として育ちました。母が好きなものは